理系のための恋愛論 (461) モテ要素である「おもしろさ」とは一体何なのか

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失恋の話を聞いて、最近「へぇぇ」と思うのは、女の子のほうから男性をふったときのその「理由」です。

「なんか、思っていたのと違った」「思いのほか、つまらなかった」「んー、おもしろくないんだもん」というなんともミもフタもなくて、対応に困ってしまいますが、こういった理由で男の子をふってしまう女子が増えているような気がいたします。

また、こういった別れ方をするカップルのほとんどが「女の子からの告白」で付き合い始めていて、付き合って間もなく……1カ月とか数カ月で別れている場合がほとんど。

もしかしたら、イケメンで背が高くて経済力と地位と高学歴があれば女の子にモテるだろうけど、それが揃っていないからなぁと思っている男性もいまだにいるかもしれませんが、そういった条件はあまりアテにならなくなってきたように思えます。

そのかわりに、おもしろくてやさしくて、私のそばにいて話を聞いてくれて、家のことができて器用で、話がおもしろくて一緒にいて楽しいというような、非常に抽象的で難しい条件が男子の「モテる要素」にシフトしてきているのかもしれません。

とはいうものの、おもしろいとかやさしいというのはとてもあいまいな要素。

女の子にとっての「おもしろさ」「やさしさ」というのは一体何なのか。

答えを見つけるのは大変だ! と嘆きたくなる男性も多いことでしょう。

というわけで、今日は女の子の求める「おもしろさ」について考えてみることにいたします。

知人にSくん(27才ゼネコン勤務)という男子がいるのですが、彼は子どものころ、女の子に人気があったと彼の周囲の友人からの複数の証言を得ています。

人気があった理由は、スポーツが得意で面倒見がよく、背が高くてイケメンだからではないかということです。

ところが、大人になってからは事情が変わってきました。

例えば、友人から女性を紹介されて、または合コンへ行って、もしくは通勤電車の中で、彼は女の子からすぐに目を付けられて、「すごい好みのタイプ」「私と付き合って」と自分からいかなくても、女の子から積極的にグイグイきてもらえるのだそうです。

ところが、女の子と付き合って1カ月もすると、「私のことどう思ってるの? ホントに好きなの?? 」「なんか、つまんない……」「何が楽しいのかわかんないよ」という類いのことを言われて、ふられてしまうのだとか。

彼の友人女子たちは口を揃えて言います。

「やさしいしイケメンだし、いい男だとは思うけど、無口で自分の意見を言わないから。

打てば響くみたいな手ごたえが感じられないんだよね」「っていうか、やさしすぎるっていうのかな? 相手に合わせる受け身タイプの性格だから、優柔不断にみえちゃうのかも」「っていうか、自分の意見はほとんど言わない。

それってつまんないと思われちゃうし、全部相手の子に合わせて『いいよー、いいよー』だと、女の子は不安になるよ」と。

なんだかものすごい言われようで、私は思わず目を伏せてしまいましたが、Sくん自身はというと、「ああ、母親にもそう言われますよ〜」とあまり気にしていない様子です。

というわけで、せっかく恋愛のチャンスはめぐってきても、付き合いが長続きしないSくんですが、彼の友人女子たちは、「恋愛するより結婚してしまったほうがいいタイプ」「恋人ではなく夫なんだよね」という意見です。

それでは、逆におもしろい男の子というのはどんなふうなのかというと、「大人数でいるときに話の中心になっているタイプ。

話題がつきないっていうか、どんな話にものれちゃう人」「アニメでも釣りでも、車でも政治でも、ファッションでも音楽でも、どんな話にも知識というか雑学とか意見があって、誰とでも話が合わせられる人」「人見知りな女の子にも気兼ねせずに話しかけることができて、誰にでも態度が変わらず、人に合わせていろいろな話題を提供できる人」「男女関係なく、年代も関係なく、どんなタイプの人とも話ができる人」「この人苦手……とかそういうのが顔にまったく出なくて、終始にこやかで感情の浮き沈みが少ない人」といった意見が出てくるようです。