ファストリ、LAの人気デニム「Jブランド」3億ドルで買収

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 ファーストリテイリングが、スキニーデニムで人気の「Jブランド」を展開するJブランド・ホールディングスを子会社化すると発表した。12月末までに、既存経営陣とスター・アヴェニュー・キャピタルが保有するJブランド・ホールディングスの株式の80.1%をアドバイザリー費用等も含め約3億ドル(約248億円)で取得する。

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 Jブランド・ホールディングスの株式約8割を主要株主らから取得することについてファーストリテイリングは、11月28日開催の取締役会で決議し、今日契約を締結。必要な手続きを経た後にJブランド・ホールディングスを子会社化するが、経営は引き続きCEOのJeff Rudesをはじめ既存の経営陣が行っていく。

 ロサンゼルスを本社とするJブランド・ホールディングスが展開する「Jブランド」は、世界有数のコンテンポラリーブランドとして事業基盤を確立しているファッションブランド。2011年12月期はJブランド・ホールディングス全体で約1億2400万ドル(約100億円)の売上を達成している。

 ファーストリテイリングは今回の買収で、デニム商品の強化とともに米国での存在感を強めることが狙い。主力事業のユニクロは2012年8月期、米国での業績が大幅な赤字となり、西海岸などアメリカ郊外モールへの出店を通じて米国ユニクロを近年中に黒字化する考えを示していた。