九州電力が、2013年4月から平均8.51%の電気料金値上げを申請

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九州電力は27日、経済産業大臣に電気料金値上げの申請をした。

同社はこれまで、エネルギーの長期安定確保及び低炭素社会の実現に向け、原子力発電を中心とした電源のベストミックスの追求や再生可能エネルギーの積極的な開発・導入を推進してきたという。

同時に経営合理化に取り組むことによって電気料金の低減に努めてきたが、福島第一原子力発電所の事故を契機に、同社が保有する原子力発電所6基がすべて停止、昨年以降、非常に厳しい電力の需給状況が続いているとのこと。

このような状況に対応して、火力発電の焚き増しや他社からの電力購入などにより安定供給の確保に取り組んできたが、燃料費や購入電力料が大幅に増加し財務状況が急速に悪化、平成24年度の経営収支は、昨年度を大幅に上回る3,700億円程度の赤字となる見通しだという。

現行の電気料金を維持したままでは、恒常的に損失が発生し続け、今後、財務状況が一段と悪化すれば、資金調達にも支障をきたし、電力の安定供給が困難になる恐れがあることから、同社は経営合理化の徹底を前提に、規制部門(一般家庭)における電気料金について、平成25年4月からの平均8.51%の値上げと、自由化部門においても同時期からの平均14.22%の値上げを申請することとした、としている。