韓国で今年の1月に在韓日本大使館に火炎瓶を投げて逮捕され、逮捕後の調べでは、去年の12月、東京・靖国神社にも火炎瓶を投げた事実を認め、韓国で服役中の中国人・劉強氏の身柄引渡し裁判が29日行われる。

歴史問題に対する日本の態度が犯行の理由になったと述べる同氏を、日本政府は犯罪人引渡し条約に基づき、韓国に身柄の引渡しを要請している一方、中国は政治犯として国外追放する形で中国に引き渡すよう要請していた。

28日、韓国のアジア経済新聞は、在韓中国大使館は、裁判のため、大手法律事務所の弁護士5人の選任に積極的に関与しており、これは自国民を日本に渡さないという中国政府の意思表示であると伝えている。

判決は2ヶ月以内に出される見通しだ。

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