「日本はドリンク類の市場競争が激しい国。東京を歩いていると、至る所に自動販売機がある」と、台湾メディアが報道。コーラの最新情報など紹介した。

 台湾のテレビ局・TVBSは放送やウェブニュースで「飲み物は大好きだが肥満を恐れる日本人は今、新しい選択肢を持った。米メディア・CNNテレビ(CNN)は、“日本ではコンビニエンスストアでたくさんの種類のドリンク類が買えると伝え、最近ペプシコーラが油分の吸収を止める新しいコーラの販売を始めた”と報じている。このコーラを飲めば、ピザとハンバーガーを食べても心配無用。コーラの中の植物繊維が油分を阻止し、コレステロールを抑えて心臓病の危険を減少させるらしい。パッケージに印刷された“特定保健用食品”という文字が、日本政府に認められた証拠」と、伝え、斬新なコーラ「ペプシスペシャル」の存在を台湾の人々に伝えた。

 コーラのイメージを覆す「ペプシスペシャル」だが、「約半年前に日本では「キリン メッツ コーラ」という同様の商品がすでに販売されており、6カ月の売上数が1億2000万本になった」とTVBSは知らせ、「味はこれまでのコーラと大差がない」という感想も報告。「だが話題性にあふれた商品ではあるが、米食品医薬品局によると、糖分が含まれた炭酸飲料は植物繊維が入っていても健康に良いとは言い難いとのこと。糖分を始めほかの添加物も含まれており、肥満を防止したいのであればドリンク類を控えめにするしかない」と指摘。日本のドリンク事情にチクリとひと刺ししている。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)