向後の7日株!:資金流入継続!チャート妙味の増した不動産関連株(432X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

ケネディクス (4321)が今日の注目銘柄!

当面の東京株式市場では、金融緩和の恩恵を受けやすい、不動産関連株が物色の対象になるとみて、不動産ファンド運営などを手掛ける同社に再度注目します。

不動産関連株に資金流入が継続する理由は、金利低下により資金調達コストが下がれば、本業の利益率が向上するからです。

同社は、独立系の不動産ファンド運営会社で、受託資産残高は12年9月末時点において1兆1038億円と最大手です。

J-REITビジネスにおいては、4月に賃貸住宅に特化したケネディクス・レジデンシャル投資法人を上場させました。
同社グループは、すでに、オフィスを主な投資対象としたケネディクス不動産投資法人、物流施設に特化した日本ロジスティクスファンド投資法人と、2つの上場不動産投資法人を運用しています。3つの投資法人で、異なるアセットクラスをカバーし、継続的な受託資産残高の拡大と、安定収益の機会獲得を進めます。

12年12月期通期連結業績は売上高は169億円(前期比、13.3%減)、営業利益は46億円(同、33.6%減)の見込みです。
確かに、足元業績は苦戦中です。
しかしこれは、金融機関に対する中小企業金融円滑化法(モラトリアム法)の再延長により、債権が買い取り市場に出てきていないことがその最大の要因でしょう。

既に金融機関内には44兆円規模の不良債権予備軍といわれる債権が滞留しているとの日銀の調査情報もあります。このため、今後それらの債権が市場にドッと流出すれば、不動産流動化ニーズは加速度的に高まることになるとみています。よって、今期が業績の底になると考えます。

日足チャートをみると、株価は一目均衡表の基準線(27日現在、12370円)を強力なサポートとして上昇トレンドを継続しています。足元は、チャート上の節目らしい節目は見当たりません。
今後は、チャート妙味が増したことや、テーマ性が追い風となり、3月26日につけた年初来高値17480円を目指す展開を想定しています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO )
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。