今月22日、韓国のビジュアル・マーチャンダイザーである有名ブローガー、自身のブログで、「2年ぶりに日本を旅行したアパレル系の後輩が、以前と違い、韓国に比べ日本はおしゃれな人が珍しくなったと話していた」と綴った。

7年前の日本留学時代にデザインを学び、現在は韓国で活動しているという後輩は、「7年前、何度も日本を訪れたが、日本ファッションへの好奇心が減少した」として、そのマーチャンダイザーと話し合ったという。

「スタイルや色彩感覚、アクセサリーの活用、流行りの感度」を、日本ファッション文化の特徴として挙げるマーチャンダイザーは、韓国でも日本ファッションのマニア層は存在するも、こうした人々が増えたため、もはや珍しいものではなくなり、韓国内での魅力が減少したと分析。

さらに、最も重要な理由は「経済沈滞により、日本のファッションへの関心度が減少し、低価格の商品が好まれるような志向になった」として、「4、5年前と比べても、おしゃれな日本人に会う機会も減っている」と語っている。

また「グローバルSPA(企画・生産、販売を一体化したブランド)が韓国にも上陸し、日本で洋服・雑貨を買う必要も減少している」として、「日本で洋服を買うなら韓国にはない海外ブランドか、日本で安く流通する日本ブランドを選ぶよう」と、読者にアドバイスを送った。

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