『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』 (C)2011Bona Entertainment Company Limited, All Rights Reserved
 中国は明の時代。辺境の宿屋“龍門”には、60年に一度の恐るべき砂嵐が迫っていた。その影響で300年前に消失した幻の財宝都市が現れるとの噂が囁かれるなか、皇帝の子を身籠もって逃亡した官女スー(メイビス・ファン)と女侠客リン(ジョウ・シュン)が“龍門”にたどり着く。折しもこの宿屋には、秘宝を狙う遊牧部族の王女チャン(グイ・ルンメイ)率いる盗賊が陣取っていた。やがてスーの命を狙う邪悪な宦官ユー(チェン・クン)の暗殺団と、打倒ユーを誓う凄腕の義士ジャオ(ジェット・リー)も現地に到着。かくして天が荒れ狂い、大地が揺れる中、“龍門”に集結した豪傑たちは、野望と使命感を胸に秘め、命懸けの大決戦になだれ込む。

 『ドラゴン・キングダム』でジャッキー・チェンとW主演を果たし、『エクスペンダブルズ』シリーズではハリウッドの名だたるアクションスター達と肩を並べる、アジアが誇る世界的アクションスター、ジェット・リー。そんな彼の最新作が、中華圏の伝統的な時代劇“武侠映画”初の3D作品となる『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』だ。今回、その待望の予告編がついに解禁となった。



 公開された映像では、作品のサブタイトルどおり宙を舞う剣や、槍、弓矢だけでなく、湯のみ茶碗や巨大な丸太までが画面からはみ出んばかりに飛び交う。またジェット・リーと達人たちが、超人的な体術の数々を駆使し、砂漠の嵐の中で繰り広げる激しいアクションは必見。これまでハリウッド映画などで見慣れたワイヤーアクションとは違う、想像を絶する神業頻発のアクションを思う存分体感することができる。

 本作でメガホンを取とったのは、ジェット・リーを一躍スターダムへとのし上げた伝説の大ヒットシリーズ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』以来、14年ぶりのタッグとなるツイ・ハーク監督。多くのアクション映画ファンが待ち望んだ黄金タッグが、ついに再結成することとなった。
 
 さらに脇を固めるアクションスターも本格派。近年『イップ・マン 葉問』などで、中華圏を代表するアクションスターの一人となったルイス・ファン。さらには『キル・ビル』『少林寺三十六房』のリュー・チャーフィー(ゴードン・リュウ)も出演。ジェット・リーとの歴史的な“少林寺”対決は『ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ 烈火風雲』以来となる。残念ながらリュー・チャーフィーは現在、事故のため半身不随の状態で、リハビリを経ての復帰を目指しているという。今後いつ実現するかわからない、奇跡の対決は見逃せない。

 また、“中国四大女優“のひとりとして名高いジョウ・シュン、『小さな中国のお針子』『さらば復讐の狼たちよ』のチェン・クン、『藍色夏恋』『密告・者』のグイ・ルンメイなど中国本土、香港、台湾のトップスターたちの華やかな競演も見所だ。

 3Dデジタル技術とアクションの驚異的な融合に成功した本作は、中国国内での大ヒットに加え、外国3D映画としては史上初となる全米主要都市のIMAXシアターで公開を実現する偉業も達成している。驚天動地の飛び出す3Dの神業はスクリーンでしか観れないので、ぜひ劇場に駆けつけたいところだ。

 『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』 2013年1月11日(金)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー

『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』 - 作品情報

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