日本人が米国通販サイトから購入する商品--1位は「アパレル」、では2位は?

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groowbits!(グロービッツ)はこのほど、「米国からの海外通販・個人輸入」に関する統計データ、および「海外通販・個人輸入時の不安要素」に関する調査結果を発表した。

統計データは、同社が運営する海外通販・個人輸入サポートサービスサイト「malltail(モールテール)」会員の購入実績(2,247人)について、利用状況をまとめたもの。

それによると、利用頻度(オーダー数)が最も高かった米国通販サイトは「ebay.com」で25.1%、次が「Amazon.com」で24.9%となり、これら2つのサイトで50%を占めた。

「ebay.com」は、「米国トップのオークションサイトという認知度と安くてニッチな商品の品揃えが人気」(同社)。

「Amazon.com」は、「日本と同じサイト仕様ということで利用しやすく、豊富な品揃えと安心感から海外通販初心者でも利用しやすいこと」(同社)が人気の理由だとしている。

以下の順位は、3位「ae.com(アメリカンイーグル)」で3.8%、4位「aeropostale.com(エアロポステール)」で3.0%、5位「ralphlauren.com(ラルフローレン)」で2.8%となった。

米国からの海外通販・個人輸入で購入されている商品ジャンルを調べたところ、最も多かったのは「アパレル」で25.4%。

次いで、「スポーツ アウトドア(一部アウターやバッグなども含む)」が18.3%、「雑貨」が10.7%となった。

このほか、6位に「バッグ」6.9%、7位に「靴」4.0%が入っており、上位2つと合わせると約4割が「ファッション」関連商品を購入していることが分かった。

1度に購入する金額の平均は「223ドル」。

一方、最も多かった購入価格帯は「0〜99.99ドル」で41.1%となり、以下、「100〜199.9ドル」が23.7%、「200〜299.99ドル」が13.6%、「300〜399.99ドル」が7.5%と続いた。

このほか、カーパーツ用品や工業製品など比較的大型の商品、またはアンティーク製品やゴルフクラブといった一部プレミア付き商品などの購入に関しては、1,000ドルを超えるケースが多くなっているという。

サイト別の購入金額を見ると、「ebay.com」が157ドル、「Amazon.com」が207ドル、「ae.com」が366ドル、「aeropostale.com」が93ドル、「ralphlauren.com」が313ドルとなった。

海外通販・個人輸入について不安な要素を尋ねたところ、トップは「海外送料」、2位「関税」、3位「言語」、4位「ショップが日本への配送に未対応」、5位「到着までにかかる日数」となった。

「海外通販・個人輸入時の不安要素」調査は、「malltail」会員を対象にインターネット上で実施。

調査期間は8月1日〜10月31日、有効回答数は372人。