【年末年始オススメ映画】 日本よ、これが真のスーパースターだ!製作費150億円の荒唐無稽マサラムービー 『ボス その男シヴァージ』
クリスマスに忘年会や大掃除、年越し・お正月と、イベントが多い季節、それが年末年始。こんな時にこそ観ておくべき映画を、MOVIE ENTER編集部が厳選してご紹介する「ゆく年来る年、コレだけは見ておけ!映画」特集がスタート。第1回にカルト映画のフジモトが選んだのは、ハリウッド大作以上の巨額の制作費で作られたインド映画『ボス その男シヴァージ』。年末年始にふさわしく、特別プレゼントもご用意したので、最後まで見てね。※プレゼント募集は終了いたしました。
また、『ロボット』では、ミス・ワールドに輝き“世界一の美女”と謳われるアイシュワリヤ・ライがヒロインを演じていたが、本作はさらに若く、肉感ボディを持つ美女が登場。美貌とダンスの能力を認められて抜擢された本作のヒロイン、シュリヤー・サランは、世界レベルの“パフォーマンス”によってラジニの魅力を引き立てるのである。
思いのほかシリアスなテーマを含んだ本作であるが、それが気にならないほどに荒唐無稽な表現で楽しませてくれることは確か。特に、色白になったり、なんの脈絡もなく映画『デスペラード』の一場面を再現してみたり、挙句の果てにるつるスキンヘッドで登場する、ラジニカーント七変化は必見。上映中に歓声や指笛、踊りや拍手をしてもいい“マサラシステム”を楽しめる劇場もあるらしいので、これは是非劇場で楽しんで欲しい。何かとバタバタするこの時期、くじけそうな時はラジニカーントのメッセージを是非思い出そう。シヴァージが注入するマサラパワーで、年末進行を乗り切れ!
『ボス、その男シヴァージ』は2012年12月1日より、シネマート新宿ほか全国順次公開
・『ボス、その男シヴァージ』 - 公式サイト
『ボス その男シヴァージ』 サイン入りプレス
本編でヒロイン、タミル・セラヴィーを演じた女優 シュリヤー・サランの直筆サイン入り非売品プレスをプレゼント
【応募期間】
2012年11月29日(木)〜12月13日(木)13時まで
※当選者には、ツイッターのDM(ダイレクトメッセージ)でご連絡いたします。
【応募条件】
・日本に居住されている方(賞品配送先が日本国内の方)。
・応募に関する注意事項に同意いただける方。
【注意事項】
※本キャンペーンに関して、弊社が不適切な行為がされていると判断いたしましたアカウントは、キャンペーン対象外とさせていただきます。
※弊社は、応募いただいた方のツイート内容には一切の責任を負いません。
※当選発表は、当選者様への当選のご連絡をもってかえさせていただきますので、ご了承ください。
※当選通知後、3日間ご連絡がない場合は、当選を無効とさせていただきます。
※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。
※当キャンペーンの掲載内容や条件は、予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
※当選の権利の譲渡はできません。
※キャンペーン参加にあたっては、必ず弊社個人情報保護方針「プライバシーポリシー」をお読みください。
※当選時にご連絡いただく住所、氏名、電話番号は、その確認などの関連情報のご案内のみに使用し、キャンペーン終了後は弊社の定める方法に基づき消去いたします。
※インターネット通信料・接続料およびツイートに関しての全ての費用はお客様のご負担になります。
※次の場合はいずれのご応募も無効となりますのでご注意ください。
・応募時の内容に記載不備がある場合。
・お客さまのご住所が不明、または連絡不能などの場合。
【MOVIE ENTER 特別連載】
・編集部的映画批評 - 編集部がオススメ映画をピックアップ
・オトナ女子映画部 - 恋する女子が観ておきたい
・【年末年始オススメ映画2012-2013】特集
・MOVIE ENTERのTOPへ
『ボス その男シヴァージ』
アメリカで大成功を収めた実業家シヴァージがインドに帰ってきた。彼は貧しい人々のために、無料の病院や学校を建設する。先にそのビジネスに投資していた悪徳企業家アーディセーシャンは裏金を使って彼の事業を妨害し、やがて破滅に追い込む。シヴァージは同じく裏取引を繰り返して彼に対抗するが、私腹を肥やす事はせず、美女タミルと結婚しシヴァージ基金を設立、慈善事業を続ける。そんな時、シヴァージは逮捕されてしまう…。 (作品情報へ)これはボリウッドムービーではない、ラジニカーントであるッ!
製作費150億円(物価換算)は伊達じゃない。世界レベルの破格のスケール!
本作の製作費は78カロール(当時約21.8億円)、ラジニカーントのギャラ20カロール(約5.6億円)、興行収入が160カロール(約44.8億円)。物価換算すれば製作費は約150億円となり、ハリウッド大作以上の破格の規模である。そのスケール感は伊達ではない。度々登場するダンスシーンでは、豪華絢爛なセットや衣装に目を奪われ、カーチェイスシーンでは、何十台もの本物の車がクラッシュする。ただ、本作のスケール感の源泉になっているのは、そういった分かりやすい部分の凝り方ではない。実は同じシャンカール監督、ラジニカーント主演の『ロボット』の方が制作費は上なのである。例えば、ラジニが白人に変身(!)するシーン。出来るだけ自然な色に見せるため、白人女性の白い肌を1フレームづつCGで移植、なんとその完成に1年の歳月をかけたという。また、ラジニが数百人を相手に戦う場面では、ワイヤーアクションが自然に見えるよう、極めて細かい処理がなされている。後に作られた『ロボット』が文字通り、ラジニロボットの超現実的な活躍を見せるために“ゴリゴリのCG”にエネルギーを注いだのに対し、本作は、あくまでラジニカーントの“生の素材”としての魅力を活かすために、制作費と労力が使われているのである。また、『ロボット』では、ミス・ワールドに輝き“世界一の美女”と謳われるアイシュワリヤ・ライがヒロインを演じていたが、本作はさらに若く、肉感ボディを持つ美女が登場。美貌とダンスの能力を認められて抜擢された本作のヒロイン、シュリヤー・サランは、世界レベルの“パフォーマンス”によってラジニの魅力を引き立てるのである。
シヴァージのマサラパワーで、この年末を乗り切れ!
さて、本作がこれまでの日本で知られるボリウッド映画と一線を画す理由はもう一つある。それは、主人公シヴァージがダークヒーローであるということ。あらすじにもあるように、彼は人助けの為の事業を妨害され、非常に残酷な暴力や、裏取引で反撃に打って出るのである。その“毒をもって毒を制す”やり方に反感を覚え、感情移入できない方もいるだろう。しかし、これはキレイ事では済まされない、インドの現実を反映した描写なのである。劇中にも、カースト制度や肌の色による差別、庶民と富裕層の経済格差などが当然のように登場する。スーパースターであるラジニカーントも、元来あったインドのスター像“色白、イケメン、富裕層、コネあり”からかけ離れた“色黒、おっさん顔、貧困層、コネなし”という状態から実力で成功を掴んだ人物である。実は本作は、ラジニカーントからインド国民にたいする「何事もなさねば成らぬ」というメッセージなのである。自分の夢の実現であれ、女性へのアプローチの仕方であれ、(ややご都合主義に見えるが)強引にやり遂げるのが、本作の主人公・シヴァージだ。それを明確にあらわしたメッセージが、エンドロール冒頭に現れた瞬間、それまで引っかかっていた様々な違和感が解消されるので、是非エンドロールまで席を立たないで欲しい。思いのほかシリアスなテーマを含んだ本作であるが、それが気にならないほどに荒唐無稽な表現で楽しませてくれることは確か。特に、色白になったり、なんの脈絡もなく映画『デスペラード』の一場面を再現してみたり、挙句の果てにるつるスキンヘッドで登場する、ラジニカーント七変化は必見。上映中に歓声や指笛、踊りや拍手をしてもいい“マサラシステム”を楽しめる劇場もあるらしいので、これは是非劇場で楽しんで欲しい。何かとバタバタするこの時期、くじけそうな時はラジニカーントのメッセージを是非思い出そう。シヴァージが注入するマサラパワーで、年末進行を乗り切れ!
『ボス、その男シヴァージ』は2012年12月1日より、シネマート新宿ほか全国順次公開
・『ボス、その男シヴァージ』 - 公式サイト
年末年始特別プレゼント
『ボス その男シヴァージ』 サイン入りプレス
本編でヒロイン、タミル・セラヴィーを演じた女優 シュリヤー・サランの直筆サイン入り非売品プレスをプレゼント
当選人数 | 募集を終了しました |
---|
【応募期間】
2012年11月29日(木)〜12月13日(木)13時まで
※当選者には、ツイッターのDM(ダイレクトメッセージ)でご連絡いたします。
【応募条件】
・日本に居住されている方(賞品配送先が日本国内の方)。
・応募に関する注意事項に同意いただける方。
【注意事項】
※本キャンペーンに関して、弊社が不適切な行為がされていると判断いたしましたアカウントは、キャンペーン対象外とさせていただきます。
※弊社は、応募いただいた方のツイート内容には一切の責任を負いません。
※当選発表は、当選者様への当選のご連絡をもってかえさせていただきますので、ご了承ください。
※当選通知後、3日間ご連絡がない場合は、当選を無効とさせていただきます。
※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。
※当キャンペーンの掲載内容や条件は、予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
※当選の権利の譲渡はできません。
※キャンペーン参加にあたっては、必ず弊社個人情報保護方針「プライバシーポリシー」をお読みください。
※当選時にご連絡いただく住所、氏名、電話番号は、その確認などの関連情報のご案内のみに使用し、キャンペーン終了後は弊社の定める方法に基づき消去いたします。
※インターネット通信料・接続料およびツイートに関しての全ての費用はお客様のご負担になります。
※次の場合はいずれのご応募も無効となりますのでご注意ください。
・応募時の内容に記載不備がある場合。
・お客さまのご住所が不明、または連絡不能などの場合。
【MOVIE ENTER 特別連載】
・編集部的映画批評 - 編集部がオススメ映画をピックアップ
・オトナ女子映画部 - 恋する女子が観ておきたい
・【年末年始オススメ映画2012-2013】特集
・MOVIE ENTERのTOPへ