キリンラーメンに新たな仲間、「ペンギンラーメン」登場!
昭和40年生まれ、元祖ご当地即席ラーメンともいうべき愛知県西三河地方の「キリンラーメン」に新たな仲間が加わり、人気を集めている。
東京・池袋のサンシャイン水族館と、キリンラーメンの生みの親である小笠原製粉のコラボ商品、その名も「ペンギンラーメン」だ。
レトロ感あふれるパッケージはキリンラーメン同様、一度見ると忘れられないインパクト。
「キリンのようにかわいさを過剰に出さず、白黒でも映えるシルエットにしています。『最高にかわいい!』ではないけれど、『なんか好き』とニヤッとできるものを目指しました」
というのは小笠原製粉の担当者。
きっかけは今年9月に東京のサンシャインシティでおこなわれた「日本全国カレー&ラーメン博覧会」。企画の過程でサンシャインシティがキリンラーメンに惚れ込み、
「サンシャインシティの水族館のペンギンをキリンの仲間に加えることができないか?」
と提案したのが始まりだそう。
ペンギンのような親しみやすさや水族館との関連を考え、味はシーフードに決定。
「食べるときに海をイメージできるようにホタテの香りを強くし、えび・するめ・魚介系をベースにしています。お子さまから年配の方まで楽しめるように、ギトギトしたパンチのある味を避け、素朴な味に仕上げました」
麺の原料は国産小麦・大豆・米という、いわば「大地の恵み」。それに、シーフードスープの「海の恵み」が見事にマッチした商品だ。
とくにこだわったというスープは、コクがありつつもサラリとさわやかな舌触り。コショウの風味が味のアクセントになっており、海の幸の香りも豊か。それでいて子どもでも食べられるマイルドさで、まさに家庭の味。我が家の2歳の娘も気に入った様子でペロリと平らげていた。
ちなみにこれ、好みのソースを使えば焼きそばとしても食べられる。味付けにもよるが、インドネシアなどの麺料理「ミーゴレン」にも似て美味。ラーメンの次に試してみるのもおすすめだ。
10月5日におこなわれた先行発売イベントでは、限定販売の200袋が30分で完売。11月15日からは、サンシャイン水族館や小笠原製粉のオンラインショップのほか、地元のスーパーやコンビニ、さらに全国各地の土産店やインスタントラーメン専門店やかん亭グループなどで販売中。当初、これほど広いエリアへ展開するつもりはなかったが、卸問屋から「いつからやるの?」「ぜひ紹介したいんだけど」などの問い合わせが殺到し、急きょ全国発売に踏み切ったそうだ。
ペンギンラーメンというネーミングには、ペンギンのようにスイスイ売れてほしいという思いも込められているが、すでに予定していた年間販売数を達成するほどの注文があったそうで、予想外に好調な滑り出しに驚いているとのこと。
なかには「キリン、ペンギンの次は何ラーメン?」といった声もあるようだが、すでに新たなシリーズも構想中だというから楽しみ。ペンギンラーメンもキリンラーメンと同じく、キリンの首ように長く親しまれる商品になっていきそうだ。
(古屋江美子)
東京・池袋のサンシャイン水族館と、キリンラーメンの生みの親である小笠原製粉のコラボ商品、その名も「ペンギンラーメン」だ。
レトロ感あふれるパッケージはキリンラーメン同様、一度見ると忘れられないインパクト。
「キリンのようにかわいさを過剰に出さず、白黒でも映えるシルエットにしています。『最高にかわいい!』ではないけれど、『なんか好き』とニヤッとできるものを目指しました」
というのは小笠原製粉の担当者。
「サンシャインシティの水族館のペンギンをキリンの仲間に加えることができないか?」
と提案したのが始まりだそう。
ペンギンのような親しみやすさや水族館との関連を考え、味はシーフードに決定。
「食べるときに海をイメージできるようにホタテの香りを強くし、えび・するめ・魚介系をベースにしています。お子さまから年配の方まで楽しめるように、ギトギトしたパンチのある味を避け、素朴な味に仕上げました」
麺の原料は国産小麦・大豆・米という、いわば「大地の恵み」。それに、シーフードスープの「海の恵み」が見事にマッチした商品だ。
とくにこだわったというスープは、コクがありつつもサラリとさわやかな舌触り。コショウの風味が味のアクセントになっており、海の幸の香りも豊か。それでいて子どもでも食べられるマイルドさで、まさに家庭の味。我が家の2歳の娘も気に入った様子でペロリと平らげていた。
ちなみにこれ、好みのソースを使えば焼きそばとしても食べられる。味付けにもよるが、インドネシアなどの麺料理「ミーゴレン」にも似て美味。ラーメンの次に試してみるのもおすすめだ。
10月5日におこなわれた先行発売イベントでは、限定販売の200袋が30分で完売。11月15日からは、サンシャイン水族館や小笠原製粉のオンラインショップのほか、地元のスーパーやコンビニ、さらに全国各地の土産店やインスタントラーメン専門店やかん亭グループなどで販売中。当初、これほど広いエリアへ展開するつもりはなかったが、卸問屋から「いつからやるの?」「ぜひ紹介したいんだけど」などの問い合わせが殺到し、急きょ全国発売に踏み切ったそうだ。
ペンギンラーメンというネーミングには、ペンギンのようにスイスイ売れてほしいという思いも込められているが、すでに予定していた年間販売数を達成するほどの注文があったそうで、予想外に好調な滑り出しに驚いているとのこと。
なかには「キリン、ペンギンの次は何ラーメン?」といった声もあるようだが、すでに新たなシリーズも構想中だというから楽しみ。ペンギンラーメンもキリンラーメンと同じく、キリンの首ように長く親しまれる商品になっていきそうだ。
(古屋江美子)