経済産業省が、「クール・ジャパンファンド(仮称)」を2013年度に設立する。2011年度からスタートしたクール・ジャパン戦略推進事業の一環で、今回は「クール・ジャパン」を体現する幅広い日本企業の海外進出・拡大を視野に400億円を集める予定。ファッション分野ではアパレルの店舗を中核に構成する「ジャパン・モール」型や、裏原宿をイメージした空間で日本企業の店舗を展開する「ジャパン・ストリート」型といったプロジェクトを具体的なイメージ例として挙げ、企業の取り組みを後押しする。

13年クール・ジャパンファンド始動の画像を拡大

 経済産業省は、海外からの収益をこれまで以上に獲得する新たなビジネスモデルの構築を狙い、クール・ジャパン戦略推進事業を展開。ファッションから食、アニメ、音楽、観光まで幅広い産業分野を対象に、海外進出の促進や国内外への発信、人材育成など様々なコンテンツを企画している。

 2013年度に始動する「クール・ジャパンファンド(仮称)」では、「クール・ジャパン推進のためのリスクマネー供給を実施していく必要性が高まった」(経済産業省 担当者)ことから、各分野の専門知識・ノウハウを集積した新たな推進母体(株式会社形態を想定)を創設。ファンドの存続期間はおよそ20年で、新機関が出資・管理を行い、投資分は保有する株式の上場や売却で回収するという。