賃貸契約書にある消耗品って、どこからどこまでの事なの?



住宅を借りる際、業者を通して大家さんと賃貸契約を結びますが、その際必ず確認をするのが賃貸契約書。契約を結ぶにあたってさまざまな注意事項や条件などを確認するのですが、その中に「消耗品は借り主負担」という文を見たことはありませんか?

では、この消耗品というのはどこまでが消耗品になるのでしょうか? 不動産屋さんに聞いてみました。



――消耗品は自己負担と言われますが、実際どこまでが自己負担になる消耗品なのでしょうか? 例えば私の場合は、エアコンのリモコンが故障しまして、自分で電気店に問い合わせて自費で交換したのですが……



私どもの会社の場合ですと、やはりエアコンはそういったトラブルが多いので、何かあった場合は借り主さま側の負担ということで契約時にお伝えしていますね。



――なるほど! じゃあ自費で交換して正解だったんですね。



ただ大家さんによっては、エアコンは貸している側の負担と考えていらっしゃる方もいるので、一概にそうとは言えませんが……。



――なるほど。もしかしたら自費で交換しなくてもよかったかもしれないんですね。



そうですね。交換する前に大家さんに聞けばよかったかもしれません(笑)。



――う〜ん、これは失敗したかもしれないですね……。ほかには、洗濯機用の蛇口が古くなって交換しなければならない、という場合はどちら側の負担になりますか?



それは大家さん側の負担ですね。そういった住居に付帯しているものは大家さん側の負担になります。



――ああ……自費で交換してしまいました(笑)。取り付けるときに失敗してナナメになってしまいましたし……。



自分で交換した場合は、失敗してしまうこともあるので、やはり大家さん負担で業者とかに依頼できるものは任せた方が無難ですね。ただ、大家さん負担のものであっても、使い方が乱暴で壊れてしまった場合などは借り主負担になってしまう場合もあるので注意が必要です。



――電球は借り主負担……ですよね?



一応、電球などは消耗品ですね(笑)。



――明らかに消耗品とわかる物以外で、自己負担か大家さんの負担になるのかわからない場合はどうすれないいでしょうか?



その場合は自分でなんとかする前に「交換してください」と、大家さんに請求しちゃっていいと思いますよ。



――なるほど。そこで自己負担かそうでないかもわかりますよね。ちなみに消耗品の線引きというのはちゃんと決められている訳ですよね?



そうですね。やはりトラブルになりやすい部分ですので、東京都では条例として明文化されています。



――なるほど。ちゃんと明文化してあるのならば、借り主も納得するしかないですね。



なので先ほども言ったように、どちらの負担かわからない場合は自分で動かずに、まずは大家さんに請求してみてください。



――また失敗しないよう、これからは気をつけたいと思います!



基本的に自分で何でも交換しようとせずに、まずは大家さんなどに相談することが大事だそうです。うっかり先に交換してしまうと、私のように損をしてしまうかもしれませんよ?



(貫井康徳@dcp)