そうなると、本人の関係のないところで嫉妬をされてしまっただけなのに、学校や会社でお昼ごはんを食べるのも、帰りに寄り道をするのも、遊びに行くのも、女子同士の付き合い全般がなんだかうまくいかなくなったり、お声がかからなくなったりして、日常生活に支障をきたすというか、生活に行き詰まりを感じることにもなりかねないのです。

時と場合によっては、女友だちに恵まれていて、誰も嫉妬している側の女の子を信じないよ、勝手にやきもちやいているだけしょと理解してもらえることもあります。

しかし、どちらを信じていいかわからないレベルの友だち付き合いだったりすると、友だち同士の間でも意見が割れて、ワンワン泣いて、「ひどいの。

人の彼氏に手を出して」と自分の意見を主張してしまったほうが最終的に勝ってしまう。

というのは、よくあることです。

軽い嫉妬ややきもちは、付き合っているカップルやこれから恋愛関係に発展しそうな2人にとっては、よい刺激やイチャイチャ促進剤になるかもしれませんが、その一方で、嫉妬されてしまった側の女の子は結構面倒くさい、困った立場に追いやられてしまうことが多いものなのです。

嫉妬の対象になっちゃった女の子の立場からいうと、「いえ、別にいいの。

どうぞどうぞ2人のイチャイチャのカンフル剤にでも、使ってください」という気持ちもあるかもしれませんが、多かれ少なかれ、楽しかった毎日に水をさされるのは否めません。

ですから、男子のみなさんはぜひとも、嫉妬についてくるマイナス部分にも目を向けていただき、できることなら、女の子に嫉妬してもらうにしても、その対象は他の女の子ではなく、仕事や趣味、男友だちのほうに向けてもらえるとありがたいところです。

イチャイチャする自分達のカゲで、泣いている女の子がいるかもしれない。

そこのところをわかってもらえるとありがたいなと思います。

嫉妬されるのもほどほどに、恋愛やかけひきを楽しんでもらいたいものです。

酒井冬雪です。

嫉妬……私はあまり、というかほとんどしないほうですが、反面、男の子がせっかく嫉妬してくれているのに、そこに気付かないという困った側面もあります。

また、気のせいじゃないと思いますが、嫉妬して「きーっ」と男の子に泣きついたりできる女子のほうが圧倒的にモテますよね。

うらやましいです。

では、またね。



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