1121india3.jpg毎年11月から3月にかけては、インドのフェスティバルシーズンって知ってましたか? 祝祭日や結婚式が増え、インドの街は賑やかに盛り上がります。


そして、クラフトフェスティバル(クラフトメーラー)もあちこちで開催される時期。クラフトフェスティバルは、インド各地で生産されるフェアトレード商品に出会えるエシカルなマーケット

実は、インドはクラフト大国と言われるほど精巧な手仕事による工芸品やテキスタイルに溢れた国。28の州と7つの連邦直轄領で構成されるインドには、600を越える民族や部族が存在すると言われています。そして、それぞれの土地に特色のある手工芸が古くから伝承されており、今でも技術を絶やすまいと職人さん達は頑張っています。
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しかし、職人村の多くは低賃金労働や女性・職業差別に苦しむ地域で、文化の継承も途絶えてしまいがち。そこで、インド政府や数々のNGO団体が技術・流通を支援。この時期、様々な団体が主催するクラフトメーラーでは、そんな職人さん達が丹精こめて作った布製品やバッグ、アクセサリー、オーガニック食材などを適正価格で購入できるチャンスなのです。

ヒンドゥー教の新年にあたるディワーリー(今年は11月13日)を前後して、首都ニューデリーでも様々なクラフトメーラーを実施。クラフト職人の支援団体Dastkar、盲目者の職業訓練などをサポートするBlind relief associationなどが人気のメーラー。

そして現在は、インド最大の産業見本市トレードフェアIITFがデリーで開催中(〜11月27日)。もともとインドの全産業を紹介する巨大なショーケースですが、クラフト産業エリアも一日で周りきれないほどの見応え感! 少数民族の手織り布やレアな野生の蜂蜜など、掘り出し物も見つけるのも楽しみのひとつです。

インドに訪れるなら、ソシアルな雑貨やアイディアが見つかるこの時期がおすすめ!

[India International Trade Fair]

text by さとう葉
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sato01.jpgフリージャーナリスト・エディター。東京の美大で修士号取得後、大学講師やコンテンツ・プランニングの仕事に携わった後、08年インドへ。art & spiritualityを核に、ハイエンドからサブカルまで幅広い領域を横断的に執筆。12年台湾にも拠点開設。趣味はヨガと太極拳。天文にも造詣を持ち、共著書に『皆既日食ハンターズガイド』(INFASパブリケーションズ)等がある。

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