2012年10月31日(水)―11月04日(金)の5日間、東京ミッドタウンで「DESIGN TIDE TOKYO」が開催されました。



そこで発表された作品で、インテリア情報サイトがお薦めする一押し商品をご紹介します。


 





SUZUMO CHOCHIN design MIC*ITAYA



日本伝統の提灯を現代から未来を照らし出す、古くて新しい照明器具としてデザインしました。提灯の基本的な機能" たためる" を守りながら、ひかりの入れ物、和紙のオブジェは" ひかりのコミュニケーション" をテーマに、優しくあたたかな佇まいで微笑みかけているようです。



「すずも提灯」は、台座中心に立つ支柱に組み込んだスプリングのテンションで、提灯本体となる火袋を支える独自の構造に加えて、光源にはLED を使用し、ろうそくの灯りを再現したゆらぎのプログラムや、音センサーによるスイッチのオンオフ機能、起き上がり小法師のように転倒せずに復元する楽しいデザインアイデアなど、安全性とともに高齢者のベッドサイドなど、様々な生活環境や人々に対応するようにと考えて製作しています。



「すずも提灯」を通して日本の伝統工芸を現代に生かし、いにしえより続く日本の文化を、広く世界や未来の人々に伝える大切な役割があると考えています。

 



 

提灯は室町時代から続く日本の伝統工芸品です。九州の八女、岐阜、水戸の水府提灯が三大産地として知られています。「すずも提灯」を製造する鈴木茂兵衛商店は、江戸時代/ 慶応元年/1865 年から続く水府提灯の老舗です。



水府とは古くからの水戸地域の呼称で、提灯の製造は江戸時代に水戸藩の実質石高が大幅に下回り窮乏化した際、下級士族が自らの生活を支える手段として内職に取り入れたのが始まりと伝えられています。また水戸藩領内には西ノ内と呼ばれる丈夫な和紙の産地があり、水府提灯はこの紙を使用した丈夫な提灯として人気を呼びました。



鈴木茂兵衛商店は、水府提灯の伝統的な技術を現代に伝える数少ない提灯製造問屋です。提灯とは畳むことの出来る照明器具のことを言います。



必要なときに取り出し必要のないときには畳んで小さく仕舞う、持ち運びが簡単で軽妙な、日本人の生活や伝統文化から生まれ育った自然に寄り添う灯りです。

 



出展作品

「すずも提灯」は全て日本国内のハンドメイドです。そのため形状は軽微ながら均一ではなく個体差があります。また和紙の模様も若干異なる場合があり、それにより和紙を通して感じるLED の色調にも多少の違いがあります。

 





また、すずも提灯 ミック・イタヤシリーズ ICHI-GO 提灯、ミック・イタヤシリーズ 球面台座、びん型提灯の3 種が2012 年度 グッドデザイン賞」を受賞いたしました。「使いやすいデザインとして」高い評価を得ています。

 

 

 

<デザイナープロフィール>

水戸市出身、3 月生まれの牡羊座。東京祐天寺に「星のアトリエ」を構え、画家とデザイナーの顔を持つルネッサンス人。美と愛と平和のメッセージを星の煌めきや天使たちと共に送り続けるフューチャーロマンティックなアーティスト。多摩美術大学在学中にファッションデザイナー、イラストレーターとしてのキャリアをスタート、エキセントリックなメンバー3 人とアバンギャルドなバンドZAZOU、さらに同じメンバーで渋谷センター街にデザインスタジオTABOUを設立、ファッションと音楽のフィールドを中心にグラフィックデザイナーとしてデビュー。アートとデザインの最先端をサウンドとビジュアルでパッケージしたカセットテープ付きマガジンTRA の共同プロデューサー、アートディレクターとして世界から注目される。さらに架空の王国をモチーフにファッション、グッズ、アートの作品群を発表、移動するブティックSTELLAFINE のアートとデザインを融合したファンタジックなアプローチは話題となった。作品集PRESENT RED,BLUE2 冊の発表を機に、展覧会や画集の出版など、アーティスト活動にも力を注ぎ、エレガントでアバンギャルドな感性に溢れる、シンプルかつ艶やかな日本の心を内包した作品を創り続けている。

 

 

名  称:株式会社鈴木茂兵衛商店

代  表:鈴木隆太郎

設  立:慶応元年(1865 年)

会社組織:昭和26 年(1951)有限会社鈴木茂兵衛商店を設立

     平成7 年(1995)株式会社鈴木茂兵衛商店に組織変更

所 在 地:〒310-0055

     茨城県水戸市袴塚1 丁目7 番5 号

     TEL.029-221-3966 FAX.029-231-7862