神奈川県横浜市・横浜赤レンガの「おこめまつり2012」レポート

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お米の価値を再発見してもらうイベント「おこめまつり2012」が11月16日から18日にかけて、横浜赤レンガで開催された。

3日間の合計来場者数は、約22,000人。

主催は、日本食を創り、未来につなげていくことを目的として設立された「ふるさとの『食』応援プロジェクト実行委員会」。

イベントでは12種類のお米と、お米に合う全国のおかずが紹介された。

■イベントで紹介された12種類のお米一覧・魚沼産コシヒカリ…新潟産。

精米してもうま味が消えにくい品種。

・コシヒカリ…福井産。

甘さとつやがあるのが特徴。

・コシヒカリ…新潟産。

ミネラルを多く含む。

・つがるロマン…青森産。

コシヒカリの孫にあたる品種。

・つや姫…山形産。

甘味の強い品種。

・なすひかり…栃木産。

コシヒカリをベースに作られた品種。

粒が大きめなのが特徴。

・はえぬき…山形産。

あっさりとした食感が特徴。

・ハナエチゼン…福井産。

お米が際立って白いのが特徴。

・ひとめぼれ…宮城県産の品種。

同県内では、生産量が最も多いお米。

・ひとめぼれ…山形産。

香りとつやがよいお米。

炊き上がりがモチモチしている。

・夢ごこち…福井産。

こしひかりを品種改良したもの。

・ゆめぴりか…北海道産。

粘りと甘みを特徴とする品種。

イベントの開会式には、五ツ星お米マイスターの西島豊造氏が参加した。

お米マイスターとは、「日本米穀 小売商業組合 連合会」が設けているお米に関する資格。

お米の品種やブレンド、炊飯や栄養などについて一定の知識を有する人に与えられるという。

西島氏のオススメは、北海道の「ゆめぴりか」、栃木県の「なすひかり」など。

「ゆめぴりか」は、ねばりと甘味があるのが特徴で、お米そのものの味わいを楽しむことができる。

「なすひかり」は丼物に合う品種で、どんなおかずとも相性が良いという。

以降、出展されたおかずの紹介をする。

まずは、しいたけの生産を行う野呂食品。

ご飯に合うおかずとして、「あおさのりと原木椎茸の宝物」をふるまった。

同商品は、サイコロ状にカットされた干しシイタケをつくだ煮にしたもの。

レモンを使用しているため、日持ちするという。

なお原木シイタケとは、1年以上の年月をかけて、木の栄養分だけを使って育てるシイタケのこと。

香りが強く、歯ごたえが良いのが特徴。

京漬物の製造と販売を行う亀蔵は、トマトの漬物を出品した。

ゆずの風味をきかせたデザート感覚の漬物で、トマトの臭みもなく、ほんのりとした甘味があるのが特徴。

トマトにはジュレがかかっていて、そのまま食べても、サラダやパスタに使っても楽しめる。

加工食品の製造・販売を行う田中食品は、ご飯に合う同社のふりかけ・「旅行の友」を展示した。

同商品は小魚を主原料としており、賞味期限は1年。

「旅行の友」と名づけられたのは、「旅行のお弁当に使ってほしい」という思いと、同社の創業者である田中保太郎氏の妻の名前が「トモ」であったことに由来するという。

かつお節などの輸出入販売を行ういし田は、同社のかつお節を出品した。

当日は、ブースでかつお節を実際に削ることができ、削った分だけ持ち帰ることができるというイベントが用意され、お年寄りや小さな子どもが思い思いの方法でかつお節を削る姿が見られた。

日本の魚食の復興を目指したイベントや講演会などの活動を行うRe-Fishは、くじらの肉を使った魚介カレーを提供。

くじらの肉は、低カロリーで低脂肪、高タンパク質という特徴を持ち、ヘルシーな食材として知られている。

食感もやわらかく、ツナの味に似ている肉だった。

福島県の復興飲食店街「夜明け市場」からは、とうふや大楽の特製ハンバーグがふるまわれた。

赤ワインと白ワインの両方を使ったソースがかかっており、肉は牛のスネ肉を使用しているという。

豆腐が使われているとは思えないほどジューシーな味わいで、アルコールを飛ばしたワインソースであるため、小さな子どもでも食べることができそうだ。

飲食店の経営などを行うビー・ワイ・オーは、「だし茶漬け屋の出汁」を販売した。

同商品は、うどんやパスタ、煮物やお茶漬けなど、さまざまな料理のだしとして使用できるもの。

昆布やいりこ、かつお節などをベースに、鶏のスープを合わせたもので、お店のだしを自宅で気軽に楽しむことができる。

上記で紹介したおかずを、「ゆめぴりか」や「なすひかり」など五ツ星お米マイスターのオススメのお米とともに試してみてはいかがだろうか。