2013年海洋堂がガチャに新風を吹き込む! 『カプセルQミュージアム』で伝説のフィギュアシリーズが復活

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累計1億3千万個を売り上げたフィギュアシーンに一石を投じ、その後のミニチュアフィギュアブームの火付け役となった『チョコエッグ』でフィギュアの制作を手がけた海洋堂。

同社が『日本の動物コレクション』などのハイクオリティなフィギュアをカプセルフィギュアシリーズ『カプセルQミュージアム』として発売することを20日、東京・お台場の東京カルチャーカルチャーで行われた新製品発表会で明らかにした。

『カプセルQミュージアム』は、2013年1月20日より毎月20日に2種類以上ずつの新製品を発売する予定となっており、価格は300円〜400円。

販売は既存のフィギュアなどを取り扱うホビーショップ以外に大型ショッピングマートでの展開を予定している。

発表会では、海洋堂代表取締役の宮脇修一氏が『カプセルQミュージアム』について「これまでカプセルフィギュアには、メーカーとしての統一したブランドを強く押し出しているメーカーはなかった。

今回の『カプセルQミュージアム』では、海洋堂の新しいカプセルフィギュアブランドの構築を前面に押し出して商品展開を行っていく」とカプセルフィギュアに大きな期待を寄せていることを明かすとともに、今後の展開を語った。

また、同社広報の白川氏は「『カプセルQミュージアム』シリーズのロゴである”Q”は”究極”、”クオリティ”、”球体”の3つの意味をもっています」と説明。

1月に登場する第1弾は『日本の動物コレクションI 東北/北限のサル』(1回300円)、『恐竜発掘記ティラノサウルス』(1回300円)、『岡本太郎アートピース集〜光の饗宴〜』(1回400円)の3種類。

『日本の動物コレクションI 東北/北限のサル』は、大ヒットした「チョコエッグ」の日本の動物をモチーフにしたものを完全新作として復活させたものであり、目玉となっているニホンザルの出来ばえについて、宮脇氏は「我ながらこんなすごもの作って、松村(原型師)すごいねって。

僕ら、こんなものを作って世の中に出せて幸せやな。

勝ったな、また日本中席巻できる」と自画自賛し、大きな自信を見せていた。

例えば「恐竜発掘記ティラノサウルス」では、普通であればポーズ違いのものを出して終わりにするメーカーが多いなか、最新の”羽毛が生えていた”という学説などを取り入れて制作しているという。

もちろんバリエーションも豊富で、ティラノサウルスの類似種や全身骨格、頭骨といった”ミュージアム”の名前に恥じないコレクション性の高い商品となっている。

そして『岡本太郎アートピース集〜光の饗宴〜』は、その名のとおり、海洋堂がこれまでにも2度にわたりミニチュアフィギュアを手がけてきた芸術家・岡本太郎氏の作品をカプセルフィギュアとして発売。

以前発売した『岡本太郎アートピースコレクション』シリーズにはなかった、『宇宙人東京に現わる』のパイラ人や岡本太郎氏をモチーフとした作品がラインナップされているほか、LEDを組み込まれた発光するタイプも存在する。

さらに2月20日以降に発売を予定している第2弾作品『日本のクワガタムシ大全』、野菜をリアルなディテールでストラップとして再現した『ベジコレ!〜野菜ストラップコレクション〜』の紹介も行われた。

『にほんのクワガタムシ大全』では、成虫となったクワガタムシ以外に「ノコギリクワガタの蛹」も含まれている。

また『チョコエッグ』時代との大きな違いとして、オスのクワガタのハサミの部分が可動するという新要素も判明。

身近な野菜をストラップにした『ベジコレ! 〜野菜ストラップコレクション〜』は、今回の販売店舗にスーパーマーケットなどが含まれることから女性をメインターゲットにした商品で”食品サンプル” をイメージしている。

このほか、会場には『ワールドタンクデフォルメ』や『妖怪根付鬼太郎百鬼抄』『イカコレ! イカストラップコレクション』『ペット動物コレクションI』などのサンプルが展示されていた。

新製品発表会終了後には、海洋堂代表取締役の宮脇氏と作家の荒俣宏氏によるトークショーも開催。

荒俣氏はトークショーの中で「日本のミニチュアフィギュアの文化は、江戸時代から続くもので、幕府によって豪奢な物や大きな物が禁制とされた際に発展したミニチュア細工などにも通じるところがあり、海洋堂が江戸時代にあっても人気を集めたでしょう」と話している。

またこの発表会やトークショーの模様はニコニコ生放送でも配信されており、宮脇氏と荒俣氏の濃いトークが気になる人は、こちらで当日の模様が視聴可能となっている。