インテリア文化研究所(本田榮二代表)では、壁紙需要予測に続き、生活スタイルの変化と2回にわたる消費税改定によってウィンドートリートメント(WT)市場がどのように推移するかの需要予測を発表した。今回の需要予測は、来月4日(火)午後にLIXIL銀座ビル・セミナールームで開催予定のインテリア文化研究所主催セミナー「インテリアリフォーム必勝のペンタゴン戦略と亀甲戦術」の説明資料として作成されたもの。

日本インテリアファブリックス協会(NIF)の集計によると2011年度のWT市場は、ブランドメーカー出荷レベルで1923億円とわずかだが前年を上回った。種類別にはカーテン1094億円、シェード&スクリーン316億円、ブラインド310億円、カーテンレール類234億円となっているが、本田代表は今後のWT市場の推移について、2012年度は1920億円(前年比0.2%減)、2013年度は消費税改定に伴う駆け込み需要のため2110億円(前年比10%増)、反対に2014年度は反動から1700億円(前年比19.4%減)、2015年度も反動の余波が残るため1600億円(前年比6%減)と予測している。数値は12月16日に予定されている衆院選挙結果と、その後の政局により若干変動することはあり得るが、大きく変わることはないと述べている。
種類別にはカーテンとカーテンレール類の落ち込みが大きい。原因は少子高齢化による人口減と新築住宅戸数の減少である。対照的にスクリーン&シェードとブラインド類は比較的好調を維持する。好調の原因は住宅の窓が小型縦長化しているためメカ物にフォローの風が吹いていること、それと東日本大震災以降の節電・省エネという社会ニーズにともなう遮熱・断熱機能がスクリーンやブラインドに有利に働いた。エネルギー供給の不安定な状態は今後も続くだけに、遮熱・断熱機能を付与したスクリーンやブラインドは今後も好調な売上を維持すると予想する。
本田代表は「商売はフォローの風に乗ることも重要なのでメカ物の販促に注力すべき、またカーテンに関しても消費者ニーズの高いクリーニングを商売に取り込んだり、以前から提唱している〈省エネカーテン8原則〉に留意してプレゼンすれば、まだまだ大きな市場が期待できる」と述べている。

なお来月4日のセミナーでは、WTをいかに販促するかを主要テーマとして取上げるので積極的に申込んで頂きたいと呼びかけている。なおセミナーは2部制で、Color Design Farm 主宰の網村真弓氏が「ハイム&メゾン最新情報と世界のインテリアデザイン潮流」を説明する。

■申し込み・問い合わせ先
TEL:042-486-7972(インテリア文化研究所)
携帯:090-2661-3105(本田榮二氏)
メール:e-honda@wine.ocn.ne.jp

■関連ニュース
インテリア文化研究所 「リフォーム&トレンドセミナー」12/4に開催