楽天とワールドが提携 BtoB事業で拡大目指す

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 楽天が11月21日、アパレルのBtoB事業でワールドと業務提携すると発表した。12月から、ワールドの卸サイト「バイヤーズクラブ」に加盟するメーカーや商社が、楽天の卸・仕入専門サイト「楽天B2B」を通じて「楽天市場」の出店企業などと取り引きできる仕組みを構築。ネット通販業界では、楽天と同じくファッション分野強化を掲げるアマゾンや「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」がエンドユーザー向け新サービスを仕掛けているが、楽天は国内最大の業者間取引サイトの構築を進めることで、販路拡大を図るサプライヤーと新たな仕入れ先を探すバイヤー双方のメリット拡大を目指す体制を充実させる。

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 「楽天B2B」に参加するバイヤー(小売店)は「楽天市場」に出店する企業を中心に構成され、一方の「バイヤーズクラブ」は国内最大級のアパレル専門業者間サイトとして膨大なサプライヤーを抱えている。今回の業務提携を通じて、「楽天B2B」のバイヤーは仕入先の選択肢が増加する他、小売事業に精通するワールドのマーケット情報をもとに多様なアパレル商品を仕入れることが可能。また、「バイヤーズクラブ」のサプライヤーはエンドユーザーに直接配送を行う「楽ちょく」や、複数のバイヤーの共同注文することで割安な価格で商品を仕入れられる「共同仕入れ」といったサイト機能を利用することができる。

 楽天は、2012年4月に楽天市場内にファッションEC「RAKUTEN BRAND AVENUE(楽天 ブランド アベニュー)」をオープンさせたのを皮切りに、ファッションジャンルの規模拡大に注力。翌5月にはスタイライフと業務・資本提携するなど、激戦が続くネット通販業界で様々な施策を展開している。

■楽天B2B
 http://b2b.rakuten.co.jp/

■バイヤーズクラブ
 http://www.buyersclub.jp/