「現代のチャップリン」とも称される、イギリスのコメディ『Mr.ビーン』。1990年にテレビに初登場し、瞬く間に世界の人気者に。日本でもブームを巻き起こした。

イギリス代表のキャラクターとなった “Mr.ビーン” は、2012年ロンドンオリンピックの開会式にスペシャルゲストとして登場。白髪になったビーンに年月を感じたものの、開会式では世界中を笑いに包みこみ、誕生より20年以上たっても色あせない面白さ見せてくれた。

だが、11月に入り、そのMr.ビーンがなんと引退を示唆しているというのである。

Mr.ビーンの引退を報じたのはテレグラフなどイギリス各紙だ。ビーン演じる俳優・ローワン・アトキンソンさんが直接語ったのだという。今回の「引退」はローワンさんが俳優業を引退するのではななく、「Mr.ビーン」を演じるのをやめるということだそうだ。

ローワンさんはビーン卒業の理由として、ビーンは商業的な成功を収めたものの「50代になって子どもっぽいことをするのが悲しくなったから」と語っている。また、Mr.ビーンの印象が強すぎて、イメージから脱却できないことも気にしていたという。

このニュースにイギリスのネットユーザーは以下のようにコメントしている。

「そんな……すごく面白いのに」
「ただただ悲しい」
「ビーンは不滅!私も子ども時代に大好きだったし、今、私の子どもも大好きだよ」
「彼が言っていることもわかるけど……」

また、日本でも

「ええええええ!?」
「悲しいこと言わないでよ」
「好きだったのでさみしいです。久々にみようかしら」
「うーん、残念」
「ロンドンオリンピックが見納めだったのかぁ」

などと引退を惜しむ声が上がっている。

確かに、ロンドンオリンピックで見せたパフォーマンスは素晴らしかった。Mr.ビーンの健在っぷりに「また新作が見られるかも」と期待したファンも少なくない。それだけに今回の引退ニュースは衝撃的である。

なお、ローワンさんは、今後はコメディではなくシリアスな役柄を演じていきたいとしているそうだ。

イギリスでは、ローワンさんの映画での演技が好評。ネットでも「ローワンの演技はセクシーでとても良かった」、「彼はビーン以外をやらせても素晴らしい俳優」との声が上がっている。Mr.ビーンの姿が見られなくなるのは残念以外の何物でもないが、今後のローワンさんの活躍に期待したい。

参照元:Telegraph(英語)


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