滋賀県長浜市には、ファンならずともうれしくなるフィギュアの館がある!

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今やフィギュアは、アニメファンじゃない人でも手にすることがあるだろう。

食べ物や飲み物におまけとしてついてくる「食玩」が普及したからだ。

その食玩を制作している海洋堂が運営するフィギュアのミュージアムが、滋賀県長浜市にある。

早速取材してきた!豊臣秀吉が築いた滋賀県北東部(湖北地方)に位置する長浜市は、北国街道沿いに残る歴史的建造物を活かした「黒壁スクエア」で知られる観光都市である。

「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁・龍遊館」も、名前の通り黒壁スクエアの一角に設けられている。

それにしても、なぜフィギュアのミュージアムがこの地に作られたのだろうか? これについて、運営会社である龍遊館の安藤さんは、「“フィギュア=オタクの趣味”と思っている人が多いので、一般の方にもフィギュアの魅力を知っていただけるよう、観光客が多い長浜を選びました」と説明。

ここの最大の特徴は、常に進化するミュージアムを目指している点。

「日々、新しい展示物を作り続け、作品の入れ替え、企画展などを頻繁に行い、何度訪れても飽きないミュージアムを目指しています」(安藤さん)。

「飽きないミュージアム作り」の工夫のひとつとして、単にフィギュアを並べるのではなく、ストーリー性のある展示をしていることが挙げられる。

食玩やガレージキットを使ってジオラマBOXを作り、ひとつひとつの展示に世界観を持たせているのだ。

館内には他にも至るところに趣向が凝らされている。

ミュージアムの両サイドの入り口には、「北斗の拳」の主人公ケンシロウと、映画「大魔神」に出てくる大魔神が門番のように立っている。

また、中に入ってすぐのエントランスホールには、実物大のティラノザウルスの首が設置されている。

館内に展示されているフィギュアは、人気アニメのキャラクターから歴史的有名人、古代の恐竜などバラエティーに富む。

展示の背景にももちろんこだわっているので、まるでタイムスリップしたかのような錯覚に陥ることもしばしばだ。

さらに、地球に暮らす多様な生き物が並ぶ「命の歴史連続ジオラマ」など、深いテーマの展示を行っている点も興味深い。

「様々な角度から、来館されるお客さまにアプローチできたらと思っています」(安藤さん)。

また、入館チケットに付いてくるコインを使って、1回ガチャポンできるのもうれしい。

何が出てくるかはトライしてのお楽しみ。

入館の記念フィギュアとして保存しておくのもいいし、友だちへのお土産にするのもいいだろう。

「年配の方など生まれて初めてガチャポンを回すというお客さまも多いので、楽しんでもらっています。

また、こちらを訪れたことがきっかけで、オマケもフィギュアの一種だということを初めて知ったという声を聞くことも」と安藤さん。

ここでの体験がやみつきになって、フィギュアの世界にどっぷりはまってしまっているという人も、意外と多いのかもしれない。