リクルートがネット通販参入 仮想商店街「ポンパレモール」来春開設へ

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 リクルートのグループ会社リクルートライフスタイルが11月20日、仮想商店街「ポンパレモール」を来春開設すると発表した。「じゃらんnet」や「ホットペッパービューティー」、「ポンパレ」など同社運営のサービスのポイント制度を引き続き導入する予定。これまで一部のジャンルに限り手がけてきたネット通販ビジネスのノウハウを活かし、新たに衣料から家電、食品、日用品、家具まで幅広い商品群を取り揃え、競合他社に追随する。

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 リクルートライフスタイルは旅行や飲食、美容、学び、割引チケット購入サイトといった各領域に特化した事業展開でライフスタイルに沿うサービスを提供。1999年の「赤すぐnet」サービスを皮切りに、旅行や飲食などの予約・情報サイトを軸にネット通販ビジネスに取り組んでいる。

 ネット通販業界は、小売と物流のノウハウを生かしてセブンネットやヤマダ電機が運営するヤマダモールなどの小売り業界のガリバーも参入するなど他業種からの進出が増えてきているのが特徴。また、アマゾン、楽天などの古参EC事業者は、ファション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」の牙城を崩そうとファッション分野を強化するなど領域拡大を目的に裾野を広げる動きを見せており、カテゴリ特化型との激戦が続いている。今回新たに参戦するリクルートライフスタイルは、フラッシュマーケティング事業者としてからの進出となり、広告事業も含めこれまでの顧客基盤を生かして市場を開拓する計画という。宿や店舗でポイントが使える・貯まる「じゃらん×ホットペッパーポイント」の会員サービス強化を視野に「ポンパレモール」を開始し、楽天に近い事業モデルで業界でのポジションを確保する狙いだ。

■ポンパレモール
 サービス開始時期:2013年春(予定)
 取り扱い商品:衣料、家電、食品、日用品、家具など(予定)
 ※割引チケット共同購入サイト「ポンパレ」とは別サービス