向後の7日株!:高値更新で調整一巡!?業務提携でシナジー効果に期待の化学株(406X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

日本カ−バイド (4064)が今日の注目銘柄!

19日に13日の218円を上にブレイクし、年初来高値を更新し、株価のモメンタムが良好な、同社に注目します。同社は、化成品関連製品事業、フィルム・シート製品事業、電子材料製品事業などを主力事業として展開しています。

化成品関連製品事業においては、主にファインケミカル製品、メラミン樹脂、接着製品などを取り扱っています。フィルム・シート製品事業においては、マーキングフィルム、ステッカー、再帰反射シート、包装用フィルムなどを主力としています。また、セラミック基板、厚膜印刷製品、プリント配線板などの電子材料製品や、住宅用アルミ建材なども取り扱っています。

ところで、同社は5月15日、電気化学工業(4061)との資本業務提携に関する基本契約を締結しました。電気化学工業では、電子材料事業において、各種電子デバイスの放熱や絶縁特性向上に寄与するセラミックスや金属製の電子回路基板、ヒートシンク等の製品展開を行っております。一方、同社でも、電子材料製品事業において、デジタル家電の小型化に貢献するセラミック基板や、高信頼性電子部品の機能を支えるプリント基板等の製品展開を行っています。

現在、両社において、セラミックス製基板製造に関して、両社が保有する技術および設備を有効に活用する協業に向けた具体的検討を進めています。そのほか、樹脂エマルジョン事業、食品包材事業、カーバイド事業、海外拠点で展開する事業などでの業務提携の可能性について、今後具体的な協議を進めるとともに、その推進を図ることを予定しています。このシナジー効果の発現が今後の期待材料です。

なお、13年3月期通期連結業績予想は、売上高は500億円(前年同期比、1.6%増)、営業利益は18億円(同、2.1%増)、経常利益は16億円(同、2.0%増)、当期純利益は8億円(同、61.3%増)の見込みです。また、1株当たりの年間配当は2円の予定です。

日足チャートをみると、株価は10月17日から、ほぼ5日移動平均線をサポートに堅調に上昇していました。足元は、11月8日から時間調整をしていましたが、本日の上昇で年初来高値を更新したことで、調整は一巡した可能性が高いとみています。目先は、25日移動平均ベースのボリンジャーバンドの+1σ(19日現在、207円)と+2σ(同、238円)との間をバンドウォークしながら、上昇する展開を想定しています。
節目らしい節目は、11年2月につけた高値274円までは見当たらないため、まずは274円を目指すとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO )
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。