アドビシステムズ、プレス向けイベントを東京シティ競馬で開催

2012年11月19日 9時0分

アドビシステムズ株式会社は2012年11月14日、東京シティ競馬場（TCK）において、プレス向けに、クレイグティーゲル社長のAPAC代表就任に伴う戦略説明会と、第3回東京シティ競馬観戦記者懇親会を開催した。

APAC代表とは、日本およびAPACの好調な業績と、この地域におけるエンタープライズおよびチャネルにおける顧客へのサポートをさらに強化する目的で新しく設けられた役職であり、日本およびAPACのフィールドオペレーションを統合する役割を担う。

■日本での事業は非常に堅調 - クレイグ・ティーゲル社長
イベントは、クレイグ・ティーゲル社長の挨拶から始まった。
“アドビプレスデー”という競馬の日は今から3年ほど前、記者のひとりと趣味の話をしていて競馬が好きだということをきっかけに始まったそうで、今回で3回目の開催となる。

クレイグティーゲル社長は、

「日本でのアドビシステムズの事業は非常に堅調である。これもパートナーの皆様、お客様の献身的なご支援のたまものだと思っている。」

と、日本での事業について語った。

同氏は、

「リリースからわずか4か月で、世界で20万人のお客様がAdobe Creative Cloudをお求めいただいた。加入していただいた8割のお客様が月々のプランではなく、年間プランを選び。そして、2/3のお客様が非常に好意的な評価をしてくれている。最新のツールやテクノロジー、そして機能を欲しいときにいつでも使えるのが、お客様がお買い求めいただいている最大の要因となっている。」

とAdobe Creative Suite 6と同時に発表したAdobe Creative Cloudの現状について語った。

Adobe Creative Cloudについて語る、クレイグティーゲル社長

Adobe Marketing Cloudについては、

「Adobe Marketing Cloudにのソリューションは、ANAやDeNA、毎日新聞など、日本で多くのお客様に使われている。お客様がAdobe Marketing Cloudを使って成功を収められるように、引き続き様々なソリューションをご提供し、ご支援していきたい。」

と、語っていた。

アドビシステムズは、日本およびアジア、太平洋を3つの大きな地域に区切って統括している。ひとつは日本。ふたつめは「ASK」と呼んでいる地域で、ANZ（オーストラリア / ニュージーランド）、SEA（東南アジア）、Korea（韓国）。三つめは「Emerging」と呼んでいる地域で、インド、中国（台湾 / 香港を含む）だ。

「日本およびアジア、太平洋においても、チャンネルのパートナーと協業することで、チャンネルおよびエンタープライズのビジネスに注力していく。そして、これらの地域は、アドビのビジネスとして大きな役割を果たすと考えている。」と、クレイグティーゲル社長は、日本およびAPACの事業について語った。

クレイグティーゲル社長は、日本およびAPACの好調な業績と、この地域におけるエンタープライズおよびチャネルにおける顧客へのサポートをさらに強化する目的で新しく設けられた役職に就任し、日本およびAPACのフィールドオペレーションを統合していくとしている。

■創立20周年記念！アドビシステムズ賞
懇親会は、東京シティ競馬場の特別席で行われた。
アドビシステムズは本年、日本法人設立20周年であることから、当日の第9レースを「アドビシステムズ賞創立20周年記念」として特別協賛した。

当日のレースシーンのワンシーン。