ニットが冬の主役に トレンドは原色やレトロ柄

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 セーターからニット帽、ローゲージからハイゲージまで、ニットのトレンドが継続している。冬本番を迎えた売場を彩っているのは、原色など鮮やかなカラーやレトロな柄。定番アイテムを"モード"に打ち出しているブランドの影響もあり、ニットは秋冬の主役級アイテムに躍り出ている。

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 ニットアイテムは、2010年秋冬シーズンに「MARC JACOBS(マークジェイ コブス)」や「D&G(ディー&ジー)」、「rag & bone(ラグ & ボーン)」などのブランドがこぞってノルディックスタイルを打ち出したことで脚光を浴びた。デザイナー阿部千登勢が手がける「sacai(サカイ)」は、通常は平面で作られることが多いニットを立体的なパターンで仕立て、また異素材のコンビネーションを得意としている。定番アイテムだったニットがモードにシフトし、一方ではモードなニットが定番化。「気がつけばニットばかり着ている」(ファッションジャーナリスト談)という女性も少なくない。

 「Gap(ギャップ)」では、2012年のホリデーシーズンに向けてカラフルなニットコレクションを打ち出した。スコットランド伝統のフェアアイル柄を大胆に使い、カラーはひときわ鮮やかだ。「beautiful people(ビューティフル ピープル)」は「JOHN SMEDLEY(ジョン スメドレー)」とのコラボレーションを発表し、冬のアイテムのニットに常夏のハワイアン柄を編み込んだ。パリのアート集団「ANDREA CREWS(アンドレア・クルーズ)」がカスタムした「UNIQLO(ユニクロ)」のカシミヤニットは、269ユーロ(23,076円)と高額ながらパリのセレクトショップ「colette(コレット)」で人気を集めたという。ストリートでは、「American Apparel(アメリカンアパレル)」のニットキャップがブレイク。オルテガ柄などエスニック調のジャカードやケーブル編み、80年代風のオーバーサイズなど、少し懐かしさを感じるデザインが人気を集めているようだ。