ドイツがホロコースト被害者に追加補償「日本とあまりに違う」…韓国メディアが指摘

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ドイツ財務省は15日、第2次世界大戦当時にナチスが行ったホロコーストの被害者で、これまで補償を受けてこなかったユダヤ人に対して補償を行うと発表した。

ホロコーストの生存者は約50万人に上るとみられており、ドイツメディアは今回の措置で東ヨーロッパに住む8万〜10万人が補償を受けることになると推測した。

ドイツ政府は被害者に補償するため、ドイツとイスラエルが1952年に締結した「ルクセンブルク協定」を改定。ドイツはこれまで補償金700億ユーロを支払っているが、新たに旧共産圏に居住する被害者に1人あたり2556ユーロ(約26万5000円)を一括で支払い、年金額も毎月200〜260ユーロから300ユーロ(約3万1000円)に増額すると発表した。

ショイブレ財務相は、「ホロコースト犯罪は想像を絶するものだ。数百万人に与えた苦痛と不当な行為は、補償金だけで許されるものではない」と話し、「私たちは歴史を記憶し、無寛容や外国人への嫌悪、人種差別に対して警戒する責任と義務がある」と主張した。

スチュアート・アイゼンスタット前欧州連合米国大使は、ドイツの措置を高く評価。「ナチスが行った犯罪の責任を認め、補償を継続するドイツ政府と役人に賛辞を送る」と述べ、さらに「日本が戦後補償問題でみせる態度とはあまりに対照的」と指摘した。

また、韓国メディアも、「ドイツの追加補償は、戦後補償に中途半端な態度をみせる日本政府と比べると責任ある措置」と伝え、日本と比較しながらドイツの措置を称賛した。

参照:東亜日報
参照:KBS

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