[其ノ二 FX 為替チャート編]豪ドル/円のスワップ金利は取引所FXが◎
確かに、リーマン後に金利は下がった。でも「3.25%」!


2008年8月のリーマン・ショックを境に、FXの投資環境は様変わりしました。?リーマン・ショック前〞に人気だったのは、スワップポイントに着目したトレードです。

これは各国の金利が高かったから。高金利国の代表・豪州の政策金利を見ると、2008年8月は7.25%もの高金利がついていました。しかし、現在は3.25%。同年6月に8.25%あったニュージーランドは現在2.5%です。金利重視のトレードの人気は当然落ちました。

でも、「3.25%」です。「豪ドル/円の買い」を低レバレッジで長期保有するのは、今でも魅力的だと思います。

仮に5万豪ドルを1年間保有したとしましょう。現在の金利水準なら、1日1万通貨当たり、71円もらえます。年間で12万7800円です! レバレッジが外貨預金と同じ1倍なら年利回りは3.25%で、2倍なら6.5%、5倍なら16.25%。ただし、金利狙いの長期投資では2〜3倍程度のレバレッジが無難です。

スワップポイントはFX会社によって少しずつ異なります。また、店頭FXより取引所FXのほうが有利になる場合が少なからずあります。

これは、店頭FXでは通常本来のスワップポイントから(若干ですが)FX会社の収益分を差し引いて提供しているためです。通貨ペアや戦略に合わせて、FXの取引先を変えることも重要ですね。

【今月のテクニカル軍師】
福島 理(TADASHI FUKUSHIMA)
マネックス証券 マーケティング部

テクニカル分析はもちろん、投資家の売買動向まで熟知。国際テクニカルアナリスト連盟・国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)。


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この記事は「WEBネットマネー2012年12月号」に掲載されたものです。