働く女性の約3割、「昇進したくない」と回答─日本マンパワー調査

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キャリア開発などを行っているマンパワーは、企業に勤める25歳から50歳の男女600名(男性300名、女性300名)と、人事・総務・経理等で教育研修を担当している500名を対象に、女性のキャリアを取り巻く現状について調査した。

調査期間は、9月29日から10月1日。

「昇進したいですか?」と尋ねたところ、「あまりそう思わない」、「そう思わない」と答えた割合の合計が、男性が13%だったのに対し、女性は29.6%と、女性の方が多いことが判明した。

「同性の先輩よりも先に昇進するのは気が引けるか」という質問では、「気が引ける」と答えた女性は全体で38%。

一方「管理職になりたい」と回答した女性の中で「気が引ける」と回答した人は47.8%となり、管理職になりたい女性ほど周りの目を気にしていることがわかった。

また、「価値観の違う人と付き合うのは苦手に感じますか?」という質問で「そう思う」、「少しそう思う」と回答した女性は67.6%、「人と違う意見を言うのは苦手に感じますか?」という質問で「そう思う」、「少しそう思う」と回答した女性は47.3%。

女性は男性に比べ、価値観の異なる人や、人と異なる意見を言うことが苦手に感じる傾向がある。

さらに、「仕事をする上で、周囲の応援はとても大切だと感じますか?」と質問ところ、80%もの女性が「そう思う」、「少しそう思う」と回答し、女性にとって、「周囲からの応援」は大きな意味を持つ事が明らかになった。

調査結果から、同社では「『価値観の違う人とどう関わっていくのか』『人と異なる意見をどのように言っていくのか』を明確にし、『周囲で応援してくれる人を増やす』ことで、女性の活躍の場が増えていくのではないか」と分析している。