NTTドコモの「しゃべってコンシェル」で高成長中のフュートレック(2468)。非スマホの多用途展開で業容拡大へ!

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 “音声認識”と表現されることが多い。しかし、重要なのは単なる音声認識ではなく“言語”の認識と理解力、そして会話力だ。

 音声認識大手のフュートレック(2468)の2012年4〜9月の上半期の売上高は、前年同期比57%増の19億5600万円、経常利益は同3.1倍の7億8200万円の大幅増となった。

 2013年3月期通期の経常利益予想は7億円。通期計画を上半期で超過してしまったわけで、今後の増額修正はほぼ間違いない。

スマホへの標準搭載で
業績を一気に押し上げへ

 スマートフォンに向かって何やら話しかけている人を目にすることがある。「今日の天気は?」であるとか、「近くの居酒屋は?」であるとか ――― 。

 フュートレックの主事業は、スマートフォンなどがこうした人のしゃべり言葉を認識する音声認識技術の開発事業だ。

 会社設立は2000年。半導体の設計からスタートしたが、半導体ビジネスが想像以上のハイリスク・低収益であったため、早々に見切りをつけ、携帯電話の音源開発に素早くシフトさせた。

 さらにスマートフォンが従来型携帯電話を駆逐しながら急速に普及するなか、音源から音声認識事業の軸足を転換させた。現在の売上構成は音声認識58%、音源事業17%、その他CRM事業などが25%と、音声認識が主事業に育った。

 フュートレックの音声認識システムは、NTTドコモ(9437)の「しゃべってコンシェル」に採用され、その根幹を担っている。しゃべってコンシェルは、スマートフォンに向かって「調べたいこと」や「やりたいこと」などを話しかけると、最適な回答を画面に表示する機能だ。メールやアラームなど使いたい機能を話かけるけると、そのアプリを起動し、操作することもできる。

 では基本的なことだが、そもそも、なぜ、このようなことができるのか?

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