「スマートテレビ」に期待するのは「リモコンの便利さ」

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テレビ業界全体の苦戦が伝えられる中、各社が相次いで投入しているのが、インターネット接続など従来なかった機能を搭載した「スマートテレビ」だ。

調査会社のイードでは2012年11月12日、こうしたスマートテレビについての意識調査・利用体験調査の結果を発表した。20〜50代男女を対象にしたこの調査からは、ユーザーがスマートテレビに対し、特にリモコンなどの「操作性」を重視していることが浮かび上がった。

メーカー別評価ではLG1位、パナソニック2位

まず、スマートテレビという新カテゴリーへのイメージを尋ねたところ(複数回答可)、「テレビに加え、インターネットで色々な使い方ができる」が最も多く67.1%で、他の回答とあわせ、「ウェブ利用ができるテレビ」というイメージが強いことがわかった。また「スマートフォンと連動できる」も56.3%と多く、ユーザーの期待をうかがわせた。一方、現時点でスマートテレビを所有している人は0.4%に留まった。

またこの調査では、スマートテレビに分類される4社の製品を用意し、実際に体験してもらってその使い勝手を評価してもらった。最も満足度が高かったのはLGの「55LM7600」(67.6%)で、以下パナソニック「TH-L55ET5」(63.5%)、ソニー「KDL-55HX850」(62.1%)、シャープ「LC52L5」(52.5%)と続いた。

LGは操作性&コンテンツ、パナはホーム画面のデザインで優勢

首位となったLGは、リモコンの操作性を評価する声が特に高かった。実際、各社のスマートテレビを使用した後の質問では「スマートテレビに求めるもの」として、94.6%が「リモコンの操作のしやすさ」と答えており、この点がユーザーの心をつかむ大きな要因となったようだ。また「コンテンツの豊富さ」についての設問でも「魅力的」とした人が81.6%に上るなど(次点のソニーは63.2%)、コンテンツ面での強さも目立った。

一方、2位のパナソニックは「ホーム画面のデザイン」の好感度が74.7%で最多に。ソニーはコンテンツ面、シャープは画面分割機能の使い勝手に評価が集まった。