駆け込み対策?「金」価格は2014年まで上昇! 消費税アップ前に仕込むのが◎
消費税分を上乗せした金額で売却できる金。つまり消費税の増税分が丸々儲けになる。世界的な量的緩和で紙幣価値が失墜し金の価格はうなぎ上り。金地金の購入、純金に交換可能なETF「金の果実」の売買で?御利益〞にあずかろう!


消費増税分が戻ってくるアドバンテージと絶好の相場環境が魅力

「売却時に消費税分が上乗せして支払われる金(ゴールド)は消費税メリットがある数少ない金融商品」と太鼓判を押すのはエコノミストの豊島逸夫さん。「増税前に購入して増税後に売却すれば、引き上げられた消費税3〜5%分が戻ってくるので、売買にかかった手数料分ぐらいは確実に取り戻せます。日本の財政赤字を考えると長期的には消費税が欧州並みの15〜20%まで引き上げられる可能性も高く、そうなると消費税の増加分だけでも大きな儲けになるでしょう」

金の価格が上昇し続けている点も追い風だ。

「日米欧の量的緩和で大量の紙幣が印刷されている状況では、金の価格が大きく下がることは考えられない。ドル建てで取引されるので円高が価格の下落要因になりますが、ドル暴落で基軸通貨の信頼が失墜すれば、極端な円高を補って余りあるほど人気が集中するはず。米国FRB(連邦準備制度理事会)がゼロ金利を継続する2015年半ばまで、金の力強い上昇が続くはずです」

今年1月からは年間200万円超の金地金取引に関して、税務署への支払調書提出が義務づけられた。国税庁が慌てるほどの人気ぶりが今後も続くことは間違いない。





豊島逸夫(としまいつお)
豊島逸夫事務所代表

三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)を経て、スイス銀行では外国為替貴金属ディーラーを務める。2011年9月まで国際調査機関のワールドゴールド カウンシル日本代表。「金」のプロフェッショナルとして世界的に有名。



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この記事は「WEBネットマネー2012年12月号」に掲載されたものです。