楽天証券WEBサイトの「超割」告知ページより抜粋

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投信保有などで手数料が安くなる、楽天証券の新手数料コース

 楽天証券は、従来の1約定ごと、1日定額という2つの手数料コースに加えて、12月から新たに「超割コース」を導入することを発表した。

 「超割コース」は、投信の保有残高などに応じて3つのランクに分かれていて、1約定ごとの手数料コース(ワンショットコース)に比べて最大20%手数料が割引になる【表1】。

 ランクを判定するための条件は、次の3つだ。

1)投信平均残高 プラチナ500万円以上、ゴールド100万円以上
2)信用建玉平均残高 プラチナ1500万円以上、ゴールド500万円以上
3)信用新規建て約定金額合計 プラチナ5億円以上、ゴールド3億円以上

 「超割コース」に申し込み、上の3つの判定条件のうち1つでも達成すれば、プラチナあるいはゴールドコースの手数料が適用される(いずれも基準に満たない場合はレギュラーコースになる)。

 条件の判定期間は、対象月の前々月26日から前月25日までで、決定すると翌月1カ月はそのコースの手数料が適用される。

条件付きだが”ネット証券大手で最安”になるはずが…

 上記のうちでは、とくに1)の投信残高の条件はねらい目だ。楽天証券には、投信の保有残高に応じて毎月ポイントが付与されるというお得なサービスがあり、楽天証券に投信をまとめているという人も多いだろう(同様のサービスはSBI証券、マネックス証券にもある)。投信を一定額以上保有していれば、毎月プラチナあるいはゴールドコースが適用される可能性は高い。

 注意したいのは、【表1】のとおり、約定代金が現物取引で20万円以下、信用取引で30万円以下の場合には、従来のワンショットコースのほうが手数料が安くなるという点。少額の取引しかしないという場合は、コース変更をしないほうが得なので、まずは自分の取引傾向をよく確認しておく必要がありそうだ。

 なお「超割コース」への変更は、2012年11月30日夕方から、適用は12月3日(月)の約定分からとされている(11月13日時点)。

 この新料金プランによって、条件付きとはいえ楽天証券がネット証券大手で最安の手数料を提供するはずだった。ところが、これに対してネット証券最大手のSBI証券が黙っていなかった。楽天証券が発表した翌日の11月8日に、対抗措置とも取れる手数料値下げを発表したのだ。その内容とは…。

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