これ誰!? LINEに覚えのない人が出る怖さと対策法

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はじめて『LINE』に登録したとき、友達リストに見知らぬ人がぞろぞろピックアップされていて、ギョっとしました。

しかし、よくよく見ると、かすかに見覚えのあるニックネーム。「Twitter」や「Skype」でのみつながっている人でした。

そもそも相手の電話番号やメールアドレス、本名さえも知らないのに、友達として勝手につながるの?スマホ端末内に入っている連絡先関係の情報をすべて読みこんでしまうの?と、恐怖さえ感じたのですが、冷静に考えてみれば、そんなことはありません。

私が使っているは『LINE』Android版。Androidではアプリ間のデータの読み込みは基本的にはできません。しかし、デフォルトで用意されている「電話帳」のデータ利用設定はアプリ制作時に容易にできます。…ということは、怪しいのは「電話帳」。

『LINE』を見てみると、設定の「友だち管理」に「友だち自動追加」という項目がありそのコメントに「アドレス帳の友だちを自動で友だちリストに追加します」とあります。つまり、『LINE』も、スマートフォン内に購入時から内蔵されている「電話帳」(Androidの場合)の中身を読み込んでいるわけです。そこで「電話帳」をチェックしてみることにしました。もちろん、やらないと危険!Androidで今すぐすべきセキュリティ対策3つ、も実施しておきたいですね。

■『LINE』登録前に、「電話帳」をチェック

「電話帳」を開いてみると、登録した覚えがないのに、「その他」に登録されている人が大勢いました。そのほとんどがニックネームで、リストを見ると「Twitter」と「Skype」でつながっている人々でした。

電話帳を調べてみると「Twitter」や「mixi」と一定時間ごとに同期できるようになっていました。そこでこれを「自動更新なし」にして同期をオフにしました。

次に『Skype』アプリ見てみると、デフォルトで「電話帳」と同期されるように設定されています。「電話帳」に『Skype』のリストをのせたくなければ、「同期なし」に変更しなければなりません。

この「すべて同期」設定のために、『Skype』のコンタクトリストが「電話帳」にアップされ、その「電話帳」から『LINE』に友達リストとしてピックアップされたというわけでした。

■『LINE』登録時アドレス帳の送信をしない、「友だち自動追加」「友だちへの追加を許可」をオフにする

『LINE』は登録時に「アドレス帳を送信しない」を選択することをおススメします。

それは、アドレス帳の送信は登録後いつでもすることが可能なのですが、一度送信したアドレス帳を削除する方法が「退会」でしか用意されていないからです。退会すると情報がすべて削除されていいのですが、有料で購入したスタンプも使えなくなってしまいます。

また「友だち追加設定」の「友だち自動追加」「友だちへの追加を許可」も、最初はオフにしておいたほうがいいでしょう。この設定はいつでも変えられます。

自動的に同期される機能は便利なのですが、その反面、十分にそれを理解していないと、予期せぬ危険性に驚くことになります。よくわからないなら、最初は同期させる機能はオフにしておいたほうが無難です。

スマートフォンはパソコンよりも紛失などの可能性が大きいことも忘れていはいけません。パソコンで利用していたソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)をスマートフォンでも利用する場合、スマホ内の「電話帳」との連携がどうなっているか、その都度確認するようにしたほうがよさそうです。

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(ライター:栗山佳子