栄養ドリンクの酸が歯を溶かす? 「酸触歯」から歯を守るには?

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グラクソ・スミスクラインは青山ホワイテリア院長大谷珠美先生監修のもと、20〜50歳代の女性800人を対象に「食生活の酸とオーラルケアに関する意識と実態調査」を実施した。

最初に、「美容・健康を意識してドリンク剤(美容系・栄養ドリンク)や黒酢飲料、野菜・果実を摂取する習慣があるか?」と尋ねたところ、41.4%が「はい」と回答。

続いて「それらに含まれる酸が、歯の状態だけではなく、見た目を損なわせるリスクがあることを知っているか?」と質問したところ、「知っている」と回答したのは31.1%だった。

また、ワインを飲む人を対象に「ワインの酸が歯の見た目を損なわせるリスクがあることを知っているか?」と聞いたところ、知っていると回答したのは36.2%。

スポーツドリンクを飲む人に同様の質問をすると、「スポーツドリンクに含まれる酸が歯の見た目を損なわせる」リスクがあると知っている人はわずか13.7%だった。

続いて、「自身の見た目でコンプレックスを感じている部分は?」と尋ねたところ、「歯の色」と回答した人は29.8%で、約3割が歯の色にコンプレックスを持っていることが分かった。

「歯の形(歯並び)」と合計すると6割以上の女性が、歯に対してコンプレックスを感じているようだ。

しかし、実際に「女性美」を磨くために行っていることは「衣服・ファッション」「化粧品にこだわる」が上位で、歯にコンプレックスを感じながらも、ケアを行っている人は少ないようだ。

食べ物や飲み物に含まれる“酸”によって、歯の表面にあるエナメル質が溶け、ダメージを受けた状態を「酸蝕歯(さんしょくし)」と呼ぶという。

日本人の6人に1人が「酸蝕歯」の可能性があると言われているが、この言葉を知っているかと尋ねたところ「知らない」が77.5%と圧倒的だった。

欧米では歯の美しさがとても重要視されているが、日本ではオーラルケアの意識が低いという。

美しい歯を保つために重要なのは、飲食物に含まれる“酸”との接触時間を短くして、エナメル質を保護すること。

酸性度の高い食べ物を長時間口の中にためず、食べた後はうがいをしたり、お茶や水ですすだりすることがよいとのこと。

また、ガムを食べて唾液の分泌を増やすことや、歯磨き剤にこだわることも大切だという。