カジノのディーラーになるにはどうすればいい!? カジノスクールで聞いてきました!



海外では非常に人気のある職業『カジノディーラー』ですが、日本ではカジノ自体が認められていない影響か、カジノディーラーという職業に対する認知度があまり高くありません。また、カジノディーラーになりたいと思っても、どうすればなれるのか知らない人も多いと思います。



そこで今回は、日本で唯一のディーラー育成学校である、日本カジノスクール校長の大岩根さんと講師の内田さんに、ディーラーになる方法やディーラーの魅力など、さまざまなお話を伺ってきました。



■カジノディーラーになるには?



――そもそも、カジノディーラーになるにはどうすればいいのでしょうか?



日本の場合ですと、ディーラーを養成するためのスクールは当校しかないので、ご入学いただいて学んでいただくか、後はアミューズメントカジノにアルバイトとして入って学んでいく、というパターンがありますね。



――ディーラーになるためのパターンが非常に限られているんですね。



ほかには、イベント会社さんの中にもディーラーを育てていらっしゃるところがありますが、授業で学んでいくというスタイルではないと思います。



――イベント用に自社で育成されているという事ですね。なるほど、そういうなり方もあるんですね。



日本だとカジノディーラーになる方法はこれくらいだと思います。独学で学んで……というのはほとんどムリでしょうね。



――海外だとどうなのでしょうか?



海外ですと、韓国やオーストラリアなどでは、まずカジノ側が従業員として雇ってからディーラーの訓練をして、試験に合格すればカジノに立てる、というやり方です。カジノの街として有名なラスベガスだとオーディションが行われますね。「明日の10時に白いシャツと黒いパンツスタイルで来なさい」みたいな感じで。



――なんか映画の世界みたいですね(笑)。



でも本当にそうなんですよ(笑)。で、行くとお客さんの前で実際にやらされるんですね。それが面接みたいなもので、1時間か2時間ディーラーをやって合格か不合格か決まるんです。一応ラスベガスにもディーラースクールがあって、決められた時間学ぶと「修了証」がもらえるんです。ところがこの修了証を持っていても、結局は技能チェックで合否が決まります。



――なるほど。ラスベガスはとにかく実力重視なんですね。



実力重視というか、アバウトなんですかね(笑)。



■カジノスクールはどんなとこ?



――このカジノスクールではどんなことを教えているのでしょうか?



当校のカリキュラムですが、まずは「ルーレット」、「ブラックジャック」、「ミニバカラ」といったカジノのゲーム。そして「カジノ文化」、「カジノ英会話」、「カジノホスピタリティ」などがあります。これらが必修になっていますね。「ポーカー」については、お好みで、という感じですね。



――カジノ文化というのはどういったことを学ぶのですか?



カジノの歴史だけでなく、法律的なものや確率計算、ハウスエッジ(控除率)の話などを学びます。



――ディーラーとしてはちゃんと知っていないといけないことばかりでしょうね。次に、カジノホスピタリティというのは、どういった内容なのでしょうか?



カジノホスピタリティでは、ディーラーとしての接客を学びます。それぞれのゲームの説明をちゃんと笑顔できるか、会話も『イマドキ言葉』を使っていないかなど、かなり厳しくチェックしますね。

――お客さんあってのものですし、やはり厳しいんですね。



あとカジノ英会話については、日本でカジノが合法化されるにしろ、卒業生が海外に行くにしろ、やっぱり外国の方とコミュニケーションが取れた方がいいですので、最終的にはすべてのゲームのルールを英語で説明できるようになるのが目標ですね。



――なるほど。もし日本国内にカジノができたとしても、外国の方がお客さんとして来ることもありますもんね。話は少し戻るのですが、カジノゲームのルールをまったく知らない人も入学されたりするのですか?



ええ、まったく知らないという人もかなりいますね。そこから、ゲームのルールを覚えて、シャッフルの仕方、チップの扱い方などを順に覚えてもらいます。それらを覚えた後、ディーリングをやってもらうのですが、ディーリングには細かいルールや手順があるんです。右手と左手でそれぞれ扱うものが決まっていたり、チップの持ち方だったり、本当に細かいんですね。チップはお金と同じですから、ディーラー側にも不正がないよう、動きが決められているんです。あとはゲームごとの配当などを覚えてもらいます。



――なるほど……そうした細かいルールや動きなどをマスターして、ルールを知らない素人から一人前のディーラーになっていくのですね。



■カジノディーラーの魅力



――カジノディーラーの魅力というのはどんなところでしょうか?



カジノディーラーにはさまざまな魅力がありますが、まず1つは「定年がない」ということですね。技能をマスターすればいつまでも働けますし、ある程度年齢を重ねた人でも技能を習得すれば働けるのは良い点だと思います。



――確かに技能職ですから、体が動く限りはずっと働けますよね。なかなか安定した職業というのはありませんから、手に職をつけることができるのは魅力的ですね。



あとは男女間の差別が全くないのも大きな特徴ですね。なのでディーラーは女性に人気の職業なんですよ。当校の生徒さんでもほぼ半数が女性ですし、海外でも7割が女性ディーラーですよ。普通のアルバイトなどに比べると、安全で圧倒的に高収入ですし、お子さんがいても夜働いて高収入を得られますから。あとは、お客さんにとってもやはり華やかな方がいいですから、雇う側も女性を多く採用しますよね。



――なるほど。女性にとっても非常に優しい職場と言いますか、安心して働ける職業なんですね。



あとは集中しないといけない職業なので、気がついたら勤務終了の時間になっていたりするので退屈することはありません。勤務時間も、集中力を切らさないよう拘束時間の3分の1は休憩なので、あっという間に仕事が終わるんですね。これも魅力ではあります(笑)。

――集中力は必要ですけど、感覚的にすぐ終わるのはいいことですね!



あとは日本に限った話ですが、まだカジノ文化が成熟していないというのは非常にチャンスだと思います。もし日本でカジノが合法化された場合、海外と同じく非常に魅力的な職業になるのは間違いないですからね。



――安全で高収入で差別もなくすぐ終わる……。これだけ魅力的な要素がありますから「ディーラーになりたい!」という人が殺到しそうですね。



そうですね。ただブームが来てから動き始めるのではもう遅いですから、なるなら今しかないと思いますよ。日本でカジノが合法化されるされないを抜きに考えても、ディーラーの世界的な需要、特にアジアでの需要が高まっていますから。



――世界的な波が来ている訳ですね。そのうち日本にもその波が来るでしょうし、興味がある人はいま動くべきなのですね。



当校では体験入学などもあるので、興味がある人はそこから始めてみるのもいいですね。



――それはおもしろそうです! もしライター廃業の際には、よろしくお願いします(笑)。



その時はぜひお越しください(笑)。





校長の大岩根さんによると、シンガポールにも大きなカジノがオープンし、ラスベガスを超えるほどの活気だそうです。アジアのカジノ文化が大きく成長している今がカジノディーラーの「なり時」なのかもしれませんね。



(貫井康徳@dcp)







日本カジノスクールさんのWEBサイト

http://casinoschool.co.jp/