RSIは使い勝手がいいけれどそれだけじゃダメ 日経平均でちゃんとした使い方を覚えよう!の巻

またもやチャートの「ダマシ」に引っかかった愚かモノ。ホント、懲りないねえ〜。なんでこうも引っかかりやすいかっていうと、RSIならRSIだけと、直近に習った一つの指標だけしか見ないから。せっかくフォーメーションとかトレンドラインとかを以前に習ったんだから、その知識もフル活用しないとトレードにはなかなか勝てませんぜ!というのが今回のあらすじでございます。あらかしこ(←なんだ、それ?)

登場人物

福永博之さん

テクニカル分析の第一人者。さまざまな投資情報を提供するサイト「アイトラスト」を運営するインベストラスト代表取締役でもある。『めちゃくちゃ売れてるマネー誌 ZAiが作った「株」チャートらくらく航海術』『FX一目均衡表ベーシックマスターブック』(弊社刊)など著作多数。インベストラストが提供するアイチャートでもRSIは表示可能。買われすぎや売られすぎの頂点に到達した時には三角形のマークが付くという便利な機能まで備えている。なお、インベストラストでは、12年11月20日までアイチャートが使えたりマーケットコメントが閲覧できる「一般会員」向けサービスが無料でお試しできるキャンペーンを実施中。

ハラダ

チャートの(チャートも)愚かモノ。株など投資関連の編集に携わって10数年だが損してばっか。すぐにチャートのダマシに騙されるんだから。「ほら、オレって純真だから。ピュアなんだよ」ピュアな愚かモノってこと?

オシレーター系指標は万能ではございませんことよ

 ダマしたチャートが悪いのか、それとも騙されたオレが悪いのか……ってな。どっちにしても、チャートのダマシに引っかかるのはムカつくんだけど、センセイ、騙されない方法ってのはないの〜?

(キッパリと)ありますよ。要は、RSIだけに目を奪われてしまうからダメなんです。ハラダさんは近視眼的になっているところがホントにダメですね。あくまでオシレーター系指標は、トレンド系指標を補完するもの。こうした根本を理解していないからダメなんです。

 ううっ……センセイ、さすがにオレでも、そこまでダメ出しされると心が折れそうになるんだけど(涙目)。で、具体的にはどーやって見ればいいのよ?

 では、日経平均のチャートを例に見ていきましょう。まず、トレンド系指標でローソク足チャートに目を向けると、12年6月以降の高値同士を結んだレジスタンスラインと安値同士を結んだサポートラインがほぼ平行な状態になっていて、株価はレンジ内でジグザグ波動を繰り返してきたことがわかります。

 ありゃま、ホントだ。しかも、これ、トリプルトップみたいなフォーメーションになっていて、かなり弱っちぃ相場が続いてきたわけじゃーん!

 正確にはトリプルトップではありません。なぜなら真ん中より右肩(9月19日)のほうが株価が高いから。それはともかく、弱い相場であることは間違いないところです。さて、こんどはトレンドラインを引かないでおいて、今習っているRSIで見てみましょう。9222円の高値を付けた8月20日前後の値動き(下のチャートの丸印の点線で囲んだ部分)にご注目! 

 ああ、高値を付けてすぐ下がっちゃった時ね。こんな時に買うのは大バカ者だよねー(←お前さんに言われたくないなあ)

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