”新エネルギー革命”が到来の米経済に期待--南北米大陸に投資の新ファンド

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日興アセットマネジメントは12日、追加型投信「日興グラビティ・アメリカズ・ファンド(愛称:ビバ・アメリカズ)」を12月27日に設定し、運用を開始すると発表した。

募集はSMBC日興証券にて、11月28日から行う。

日興アセットマネジメントによると、現在、米国経済隆盛への期待が著しく高まっているという。

足元では住宅市場が回復の兆しを見せ、雇用環境の改善も見られるなど、米国景気は循環的な回復局面にあるといえる。

さらに、シェールガス採掘の技術革新などにより、「石油の時代」から「非在来型エネルギーの時代」へと移行する「新エネルギー革命」が到来しつつある。

「世界のエネルギー勢力図を一変する可能性すら秘めるこの劇的な変化は、米国経済にかつて考えられなかったような構造変化を促すと期待されている」(同社)。

「新エネルギー革命」により、米国ではエネルギー価格の低下と自給率の向上が見込まれる。

これらの結果、財政面では、エネルギー輸入の減少などを通じて、貿易赤字と財政赤字のいわゆる「双子の赤字」の改善につながる可能性がある。

また、企業には、投資や生産の拡大、雇用増加などのさまざまな恩恵がもたらされ、家計面では消費活動の活発化につながることが期待される。

同社は、このような国や企業、家計それぞれのレベルでの構造的な変化に伴い、「米国経済の中長期的な成長率が高まると考えられる」と分析している。

「日興グラビティ・アメリカズ・ファンド」は、米国経済の隆盛から恩恵を受けることが期待される、米国を中心とする南北アメリカ大陸の国々の企業の株式などに投資する新ファンド。

追加型国際経済学における「グラビティ(引力)理論」に基づき、上場株式やADR(米国預託証書)などに投資を行う。

「グラビティ理論」とは、「2国間の貿易量は、経済規模が大きく、距離が近いほど大きくなる」という理論。

この理論に基づくと、米国経済の隆盛は、同国と距離が近く経済面でのつながりが強いカナダやメキシコなどとの貿易量拡大を通じて、南北アメリカ大陸全体に好影響をもたらす大きな要因になると考えられるという。

同ファンドの実質的な運用は、ロックフェラー・アンド・カンパニー・インクが行う。

購入単位は、新規購入時が10万円以上1円単位、追加購入時が1万円以上1円単位。

購入価額は、当初申込期間中は1口当たり1円、継続申込期間中は購入申込受付日の翌営業日の基準価額となる。

申込期間は、当初申込期間が11月28日〜12月26日まで、継続申込期間が12月27日〜2013年12月27日(継続申込期間は更新される)。

決算日は毎年9月27日。