相手に熱意が伝わる、ワンランク上の「タメ口敬語」をマスターしよう

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社会人になりたての頃は、誰もが苦労する敬語。特に謙譲語の使い方は難しく、社内の人間に「さん」をつけてしまうなんて失敗をしたことはありませんか。そんな時代も通り過ぎ、今ではビジネス敬語もマスターできた、という人に。タメ口なのに、上司に失礼にならない「タメ口敬語」を今度はマスターしませんか。

■上司に感謝の気持ちを伝えられるポイント

例えば、「A社の担当にならないか」など、新しい仕事を振られたとき。

「A社ですか? はい、早速お伺いします。課長のお知り合いの方をご紹介いただけるのでしょうか?」

これで間違いではないですが、どこか事務的で覚めた印象を与えます。言葉を敬語で固めてしまうと、冷たい印象を与えてしまうのです。
では、これではどうでしょうか。

「え? ほんとですか!? ありがとうございます! よろしくお願いします」

敬語を失礼でない程度に、通常の範囲内の言葉遣いにしています。こちらのほうが、熱意が伝わり、好感が持てます。

■上司に御礼を言う時

「昨日はありがとうございました。お疲れさまでした」

これも形式すぎて、感謝の気持ちが伝わりにくいので、敬語を少し減らします。

「昨日はありがとうございました。課長のひと言がとても嬉しかったです。これからも頑張っていけそうです。」

具体的な一言が加わっていると、言葉により説得力が生まれますし、気持ちが伝わります。感謝の言葉は、形式も大事ですが、より内容に迫ることがポイントです。

■仲間と一緒に上司を飲みに誘うとき

上司を飲み会に誘うという場面でも、敬語で固めた言葉遣いは避けましょう。

「お仕事が大変お忙しく、少しでも難しいとと存じますが、お食事をご一緒にいかがですか?」

こういう時「忙しいから来れませんよね」「とりあえず声をかけている」という気持ちが伝わってしまって、そう思っていなくても冷たい印象を与えます。

「おなかもすいたので、食事してちょっと一杯、と思っているんですが、よかったら一緒にいかがですか?」

こちらのほうが、失礼にはあたりませんし、やわらかい言いまわしですよね。

フランクでスマートな言いまわしに直した方が、相手も気分がいいものです。苦手と思っている上司にこそ、やわらかな言いまわしを心がけた方が、お互い気分がよくなるものです。

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