インテルの公式戦連勝が10でストップ…アタランタに敗れ、今季敵地で初黒星

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 セリエA第12節が11日に行われ、アタランタと日本代表DF長友佑都の所属するインテルが対戦。長友は左サイドバックで先発出場した。
 公式戦10連勝のインテルは、アウェー戦に臨むと9分に失点。右サイドからクロスを上げられると、ジャコモ・ボナヴェントゥーラにヘディングを叩きつけられ、ゴールを割られてしまう。

 敵地で先行されたが、21分にはチャンスが到来。CKをマティアス・シルベストレが頭で繋ぎ、ロドリゴ・パラシオがヘディングでゴールを狙うが、GKの好セーブに遭い得点とはならなかった。

 追いかけるインテルは、34分にアタランタのヘルマン・デニスにゴール前でフリーのシュートを打たれる。しかし、デニスの右足シュートは枠の上に外れ、2失点目は免れた。40分には中央でのパス回しからアントニオ・カッサーノの浮き球からパラシオが再びヘディングシュートを放ったが、またもGKに防がれて前半を1点ビハインドで折り返してしまう。

 後半に入ると、47分にフレディ・グアリンがポスト直撃のミドルシュートを放つなど攻勢を強めると、56分に同点ゴールを奪取。ゴール前でのFKでグアリンが弾丸シュートを直接突き刺した。

 しかし、追いついた後の61分に再び失点。左サイドを抜け出したマクシミリアーノ・モラレスの折り返しをゴール前のデニスに蹴り込まれて、勝ち越されてしまう。66分にも、シルベストレがモラレスをペナルティエリア内で倒してPKを献上すると、デニスにシュートを決められ、リードを広げられてしまう。

 2点のビハインドを負ったインテルは、84分にパラシオが得点したが2−3で敗戦。公式戦の連勝は10でストップして、今シーズンのアウェー戦での初黒星となった。なお、長友はフル出場している。

[写真]=Getty Images

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