反日デモに領土問題と、アジア近隣諸国との関係性が一向に良くならない日本。政府のリーダーが現地に何度足を運んでも、解決の糸口を掴むことができません。そんな日本政府に今足りないもの。それは"交渉力"なのではないでしょうか。

 この国にはかつて、交渉力に長けた一人の男がいました。終戦直後、GHQの統治下に置かれていたこの国で「従順ならざる唯一の日本人」と呼ばれた白洲次郎です。官僚であり、オピニオンリーダーでもあった白洲は、吉田茂の側近として当時のGHQ幹部と度々激しくぶつかったといわれています。しかしその姿勢は、この国の未来のために考えるべきことは慎重に考え、譲れない主張は貫き続けるという真っ直ぐなものでした。

 そんな白洲次郎の交渉術を学ぶ読書イベントが11月30日に「アカデミーヒルズ 平河町ライブラリー」(東京都千代田区・平河町)で開催されます。50代のビジネスパーソンを対象とした同イベントでは「白洲次郎とJeep Way Letter」というテーマの下、白洲次郎がGHQにあてた『Jeep Way Letter』の英語原文を紹介。書籍『最強交渉人が使っている一瞬で心を動かす技術』『交渉のブートキャンプ』の翻訳を手掛ける青木高夫さんと共に、英語解釈と史実から日本国憲法制定の過程をたどり、白洲次郎の交渉術を学びます。

 この機会に日本人の持つべき"交渉力"の真髄を見てみるのはいかがでしょうか。

 イベントの開催時間は19時〜20時30分。参加費無料。参加対象は50代、定員50人。受付は平河町ライブラリーウェブより申し込みが必要で、受付期間は11月9日〜19日。



『レジェンド 伝説の男 白洲次郎 (朝日文庫)』
 著者:北 康利
 出版社:朝日新聞出版
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