ヨーロッパリーグで決勝トーナメント進出を決めたインテル。FWロドリゴ・パラシオはここ6試合で6ゴールと絶好調で、90分間を支配したMFフレディ・グアリンも復活した。そして、前線にはFWディエゴ・ミリートもいる。木曜の試合は休んだが、11日のアタランタ戦では先発に戻るだろう。

一方で、MFガビ・ムディンガイはアタランタ戦を欠場するはずだ。検査の結果待ちだが、内転筋の問題でアタランタ戦を欠場するのは確かだろう。また、アンドレア・ストラマッチョーニ監督はディフェンスのことも考えなければいけない。MFエステバン・カンビアッソのポジションを下げない限り、センターバックはDFフアン・ジェズスとDFマティアス・シルベストレしかいないのだ。

だが、前線が今のようにうまくいっていれば、何人か選手がいないことへの怖れも減るもの。前線の3人は見事で、ミリートも次のように強調している。

「僕はキャリアを通じていつもすべてのプレーシステムやチームメートに適応してきた。ロドリゴやアントニオ(・カッサーノ)とのプレーは素晴らしいアドバンテージだよ。助けてくれるし、ゴールにつながるボールをくれる。彼らのような素晴らしい選手たちと一緒にプレーすれば、より簡単なんだ。すごくやりやすいよ」

一部のサポーターは、トリプレテ(3冠)を達成した2010年の再来を期待している。ミリートはこう語った。

「ああいう年を繰り返すのは難しい。でも、僕らは全力を尽くす。さらに良くなるように、いつも全力を尽くすよ」

トリデンテが背後からの助けを必要とするときは、グアリンのパワーと縦への動きに期待できる。グアリンは限られた出場時間にも決して不満を言わなかった。そして今、彼は好調を喜んでいる。

「僕はここインテルでの自分の責任を自覚している。ここに来た初日から、大きな責任を感じてこの経験をしているんだ。僕は常にうまくなることを考えている。そうしなければいけない。インテルは僕を必要としているからだ。いつもサンプドリア戦やユヴェントス戦、パルチザン戦のグアリンでいたい。それが正しいメンタリティーだ。でも、僕はまだまだ成長しなければいけない。インテルに多くをもたらすことができると信じているよ」