中国がGoogleのサービスのほとんどすべてをブロック–党大会の保安のためか

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BW誌やロイター通信などが、GmailやGoogle Mapsなど、これまではOKだったものも含め、Googleの多くのサービスが中国のいわゆる“万里の電城”(Great Firewall, 中国政府によるインターネット関所)を通れなくなっている、と報じている。GoogleのTransparency Reportによると、GMT 11月9日午前00:30以降、中国からのトラフィックが大きく落ち込んでいる。Googleの調査によれば、“当方側には何も不具合等はない”、ということだ。


中国がGoogleの一部のサービスを遮断することは、よくある。監視サイトGreatfire.orgによれば、今日(米国時間11/9)の遮断では影響を受けるユーザの数が、これまでよりも大きい。とくに、Gmailを利用不能にしたことは異例である。


観測筋の多くは、今回の遮断の理由を、8日に始まった中国共産党のT第18回全国党大会と見ている。


Transparency Reportを見ると、トラフィックはやや回復基調にあるようだが(日本時間11/10午前7時、米西海岸時間11/9午後2時)、しかし依然としてGoogleのサービスの多くが中国では利用不能のようだ。この遮断が一時的なものか、それとも党大会が終わっても続くのか、それはまだ分からない。



Googleが、中国政府が求める検索結果の自己検閲を拒否して以来、両者の仲は険悪だが、しかしそれでも同社は、同国に複数の事業所を持ち、同国での操業は拡大を続けている。しかしその努力にもかかわらず、そのサービスの多くは、中国の国産サービスの台頭により、マーケットシェアを失いつつあり、その傾向は今も続いている。


新たな情報が得られ次第、この記事を更新したい。




(翻訳:iwatani)