いまの自分をフィギュアとして記録できる「OMOTE 3D SHASHIN KAN」がオープン

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2012/11/24

「3Dプリンター」や「3Dスキャナー」という言葉の認知度は高まってきたものの、個人ユーザーの多くはまだまだ一部の「メイカー」に限られるだろう。でもきっと、あとちょっとだけ先の将来、もっと一般的に3Dプリンタや3Dスキャナーが身近なガジェットになるのではないだろうか。まるでカメラを使う感覚で、子どもの成長や家族写真を立体造形として記録できるようになるかもしれない。そんな時代を先取りして体験できる(!?)イヴェントを紹介しよう。

3Dスキャナーと3Dプリンターで記念撮影ができる、つまり自分自身のフィギュアをつくることができる、世界初の3D写真館「OMOTE 3D SHASHIN KAN(オモテサンドウシャシンカン)」が、11月24日(土)から約2カ月間にわたり、表参道のアートスペース「EYE OF GYRE」に期間限定でオープンする。主催するのは、ナイキやユニクロの広告キャンペーンなど、数々の話題作を手がけてきたクリエイティヴラボ「PARTY」だ。

体がスキャニングされていく様子をモニターで見ながら撮影が行われる。フィギュアのサイズは高さ3段階で設定でき、いちばん大きいものは高さ20cmというから、なかなか迫力がありそうだ。ディティールについても、もちろんサイズが大きいものほどより高い精度で再現される。

撮影後、約3週間でフィギュアが完成。詳しい料金については下記リンク先を参照してほしい(人数によって割引あり)。撮影は予約制で、公式サイトから受け付け中。また、フォトフレームのようなフィギュアケースも同時に販売される。期間中は、フィギュアが出来上がる過程の様子や、著名人らのフィギュアも展示されるそうだ。

「いまの自分をフィギュアとして記録できる「OMOTE 3D SHASHIN KAN」がオープン」の写真・リンク付きの記事はこちら
「OMOTE 3D SHASHIN KAN」
2012年11月24日(土)〜2013年1月14日 (月・祝)
EYE OF GYRE / GYRE 3F
東京都渋谷区神宮前5-10-1
tel.03-3498-6990





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