インテルは8日のヨーロッパリーグ・グループリーグ第4節で、パルチザンに3−1と勝利した。アウェーで白星を挙げ、アンドレア・ストラマッチョーニ監督はもちろん満足している。だが、MFガビ・ムディンガイの負傷交代に嘆きも見せた。

「今の我々は多くの試合を戦っている。最も多くの試合をこなしてきたチームの一つなんだ。そして、ケガ人も多い。今のネガティブな点はそこだ。多くの選手を同時に失っている。今夜はガビが痛みを訴えた。すごく落ち込んでいたよ。彼は素晴らしい青年なんだ。パルチザンの選手にもあったし、おそらく寒さが影響したんだろう。とにかく、我々は前を見る。アタランタ戦に向けてどの選手が回復できるかは分からない」

インテルは2試合を残して決勝トーナメント1回戦へと駒を進めている。

「前半は力をコントロールしながら試合を進めた。後半はペースを上げて勝利を目指したね。うまくやれた。これでアウェーでは10連勝だ。大きなシグナルだよ。精神的にもね。2試合を残してラウンド突破を決めたんだ。これでエネルギーをコントロールできる。リーグ戦を見据えた上でも、ね」

ユヴェントス戦がシーズンに軌跡を残すことになったのかと聞かれると、ストラマッチョーニ監督はこのように答えている。

「我々のシーズンにとって大きなものとなることを願う。だが、最終目標について話すには早すぎだ。最も大切なのは、勝ったということだよ。とにかく、私はシエナ戦での黒星がターニングポイントだったと思う。あのとき、選手たちからフロントまで、誰も折れなかったんだ。このグループがうまくやれると理解したんだよ」

「(2得点のロドリゴ・)パラシオ? 私の指揮官としての最初の補強活動において、最初の補強だったのが彼だ。インテルが以前から追っていた選手で、とてもうまく溶け込んでくれた。チームメートたちもうまく迎えたし、彼もうまく入っていったんだ。以前からここでプレーしているみたいだよ」

パラシオ同様に素晴らしかったのが、0−0の時点で素晴らしいセーブを2回見せたGKサミル・ハンダノビッチだ。

「最初のセーブは1ゴールに値するね。カンピオーネらしいセーブだった。彼の価値は知っている。ヨーロッパ最高の守護神の一人だ」

インテルはカップ戦とリーグ戦を合わせ、アウェーで10連勝を飾っている。

「すべての試合で注意を払い、集中を保っていることが、最も大切なんだ。ミラノに戻って、アタランタ戦のことを考えよう」