追加金融緩和策で恩恵!?チャート上の過熱感が和らいだ不動産関連株
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

レーサム (8890)が今日の注目銘柄!

10月30日に発表された、日銀の追加金融緩和策で恩恵を受けやすい、不動産関連株である同社に注目します。

主力の資産運用事業においては、主に個人富裕層を対象として、顧客の不動産投資意欲に合致した不動産を確保し、これを長期の運用商品として耐えうるものに加工した上で、顧客への販売を行っています。不動産の選定に際しては、同社は宅建業法で求められるレベルを超えた調査を行い、長期の投資に耐えうる不動産を見極めています。

プロパティマネジメント事業においては、主に同社販売後の物件に関する賃貸管理、テナント付け、ならびに建物管理等の不動産投資運用サービスを提供しています。また、サービシング事業においては、主に連結子会社であるグローバル債権回収株式会社が、銀行等の金融機関から、自己勘定あるいは機関投資家との共同出資にて債権を購入し、これら債権の管理回収等を行っています。同事業では、自己資本で運営しており、現預金残高の増加に直結しています。そして、さらに、新たな債権の買取に再投資していく準備を進めているとのことです。
13年3月期第2四半期決算発表は11月9日の予定ですが、第1四半期決算発表時点では、資産運用事業の商品力向上に注力したことや、買取債権からの丁寧な回収活動に注力したことが奏功し、業績は好調でした。13年3月期通期連結業績は、売上高は174億円、営業利益は15億円、経常利益は14億円、当期純利益は11.5億円の見込みです。なお、12年3月期は決算期変更に伴い、7ヶ月の変則決算でした。

日足チャートをみると、株価は10月24日の急騰劇から上昇ピッチを加速させ、11月5日には年初来高値31000円を付けました。その後の値幅調整により、テクニカル上の過熱感は相当和らいだとみています。ちなみに、8日終値は26030円で、25日移動平均ベースでのボリンジャーバンドの+1σ(8日現在、25824円)で下げ止まっています。このことから、今後は+1σと+2σの間をバンドウォークしながら、上昇トレンドを描く展開がメインシナリオです。

向後はるみ(HARUMI KOUGO )
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。