ZOZOに続いてアマゾンもポイント10%還元 アパレルECが価格競争に突入か?

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 Amazon.co.jpが、Amazonファッションストア(http://www.amazon.co.jp/fashion) で「Amazon ポイント10%還元キャンペーン」をスタートした。これまで提供していた「通常配送料無料」、「30日間返品送料0円」に加えた新サービス。「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」の配送料無料、ポイント10%オフが業界で大きな話題を呼び競合ECサイトが対抗策をスタートしているが、競争激化による先行き不安からか、8日付で「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの株価は800円を割り年初来安値を更新した。

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 「Amazon ポイント10%還元キャンペーン」は、「Amazon.co.jp」内で取り扱っている対象ブランドの商品を購入した際に、Amazonポイントを10%還元するというもの。「服&ファッション小物」、「シューズ」、「バッグ・ラゲッジ」、「ジュエリー」、「時計」ストア内の対象全80ブランドのなかには、「BEAMS(ビームス)」や「UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)」などのセレクトショップを中心に、「COACH(コーチ)」や「G-STAR RAW(ジースターロゥ)」などの海外ブランドも含まれている。終了期間は定められておらず、キャンペーンの注意事項の欄には「予告なく変更または終了する権利を保有します」と記されており、「ZOZOTOWN」に対抗してスタートに踏み切ったのではないかと一部では報じられている。

 一方、"マイペース"な戦略で対抗しているのが「MAGASEEK(マガシーク)」。160万人のユーザーに感謝を込めて、と11月5日にスタートさせた新サービス「115制度(いいご縁制度)」は、毎月「15日」にちょっとしたプレゼントを用意するというもの。同社広報は「値下げやポイント還元などで競争しても市場は冷え込む。私たちは私たちなりにお客様に喜んでいただけることを考えて行くのが最優先だと考えています」と話している。
 
 スタートトゥデイは他ECの施策を受け、現段階では「今後については未定」としているが、決算発表会で代表取締役の前澤氏は他社が同様のサービスを開始した場合は「そこより上をいく」と宣言している。そのため、さらなるポイント上乗せや値引き販売の可能性も否定出来ないという見方もあり、価格戦争で業界全体が疲弊した家電業界と同じ道を辿るのではと不安が広がっている。

■Amazon ポイント10%還元キャンペーン
特設ページ:http://www.amazon.co.jp/gp/feature.html?ie=UTF8&docId=3077681416