シェパード&防弾チョッキで臨戦態勢! ブラジルのサッカー観戦が激しすぎ!!

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2013年にFIFAコンフェデレーションカップ、2014年にFIFAワールドカップと立て続けに世界的なサッカーイベントが開催されるブラジル。

特に世界最大級に数えられるサッカースタジアムを「エスタジオ・ド・マラカナン」を擁するリオデジャネイロでは、普段からサッカー熱がスゴイ。

アツすぎて、もはや笑えるレベルだった件をリポートしよう。

ジーコ、ペレ、カカ、ロナウド、ロナウジーニョ、ネイマール……それほど熱狂的なサッカーファンでない筆者ですら、世界を舞台に活躍するブラジル人サッカー選手の名前をいくらでも思い浮かべることができる。

さて、そんなブラジルはリオデジャネイロに取材にやってきた筆者。

せっかく来たのだから、やっぱり本場でサッカー観戦がしたい! と、ミーハー的なノリで意気込んだはいいが、場内での乱闘騒ぎは当たり前だと聞くし、前述のエスタジオ・ド・マラカナンは現在工事中なので、郊外の「エスタディオ・オリンピコ・ジョアン・アベランジェ」(通称エンジェニャオ・スタジアム)まで行かなくてはならないという。

「これは面倒だな」と思い、旅行会社に問い合わせてみると、「送迎付き、安全なVIP席での観戦」というツアーがあるというではないか。

ホテルまで日本人ガイドが迎えに来てくれるというし、これはなかなか快適である。

というわけでスタジアムまで1時間弱、バスに揺られてやってきたエンジェニャオ・スタジアム。

付近の壁という壁に落書きがあり、ちょっと大きな家の窓には鉄格子がはめられている。

スラムな雰囲気だが、警察官がうようよいるのでそれほど身の危険は感じない。

これだけ警察がいなくてはならないというのはどういうことか、とも思えるが。

スタジアムの入口は4カ所あり、応援するチームごとに入場する場所が異なる。

当然、乱闘を避けるためだ。

今日の試合は地元リオデジャネイロの「フラメンゴ」、対するはポルト・アレグレの「グレーミオ」。

ガイド氏の話によると、地元同士の試合では乱闘騒ぎは必ず起こるそうだが、今日は対戦相手のサポーターの数が少ないため「静かなものだよ」。

そうなのか。

安心したような、ちょっと残念なような……。

本来なら正面玄関から入るはずが、このスタジアムも来年以降に次々と開催されるスポーツイベントに向けて周辺を工事中であったため、駐車場にまわって入場。

すると、そこへ赤いフラメンゴのバスがやってきて、選手たちが降りてきた! 駆け寄る子どもたち。

もちろん筆者も駆け寄った。

が、人垣で何も見えなかった。

諦めて席へ向かう。

持ち物チェックといったセキュリティーらしいセキュリティーはないが、ちょっとお高いVIP席だし何も心配はない。

客層も、赤ちゃんや小さな子どもを連れた家族連れとか、カップル、我々のような外国人旅行者らと平和なムード。

スタジアム全体を一目で見渡せるほど高い位置で、向かい側はフラメンゴ、向かって左手にはグレーミオのサポーター席となっている。

こちらもフラメンゴのサポーター席であるらしく、チームカラーである赤いシャツを着ている人が多い。

試合開始より1時間ほど前から、続々とサポーターたちが集まってくる。

ジーコが所属したチームで、ブラジル全土でも一番の人気を誇るというフラメンゴのサポーターたちは既に声を合わせて応援歌らしきものをがなり、その歌声がスタジアムに響き渡る。

1辺が3mくらいありそうな巨大な旗を振る人が何人もいる。

後ろの人はさぞ迷惑だろう。

一方、グレーミオのサポーターはこぢんまりとまとまっており、こちらは静か目。

アウェーであるためサポーターの数が圧倒的に少ないので当たり前だが、かなり居心地が悪そうだ。