向後の7日株!:金融緩和で物色期待!上昇トレンド継続中の不動産ファンド最大手株 (432X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

ケネディクス (4321) が今日の注目銘柄!

10月30日に、日銀は追加の金融緩和策を決定しました。また、デフレ脱却に向けた方針を示す政府との共同文書を公表しました。
このため、日銀による実質的な無期限の金融緩和が続くことになる見通しです。

このような状況下では、金融緩和の恩恵を受けやすい、同社のような不動産関連株は物色の中心になる公算は大きくなります。なぜなら、金利低下により資金調達コストが下がれば、利益率が向上するからです。

そこで、独立系不動産ファンドを運営し、受託資産残高は12年9月末時点において1兆1038億円と最大手である同社に注目します。

J-REITビジネスにおいては、4月に賃貸住宅に特化したケネディクス・レジデンシャル投資法人を上場させました。
同社グループは、すでに、オフィスを主な投資対象としたケネディクス不動産投資法人、物流施設に特化した日本ロジスティクスファンド投資法人と、2つの上場不動産投資法人を運用しています。3つの投資法人で、異なるアセットクラスをカバーし、継続的な受託資産残高の拡大と、安定収益の機会獲得を進めます。

第3四半期決算は11月8日に発表される予定で、12年12月期通期連結業績は売上高は169億円(前期比、13.3%減)、営業利益は46億円(同、33.6%減)の見込みです。

確かに、足元業績は苦戦中です。
しかしこれは、金融機関に対する中小企業金融円滑化法(モラトリアム法)の再延長により、債権が買い取り市場に出てきていないことがその最大の要因でしょう。

既に金融機関内には44兆円規模の不良債権予備軍といわれる債権が滞留しているとの日銀の調査情報もあります。このため、今後それらの債権が市場にドッと流出すれば、不動産流動化ニーズは加速度的に高まることになるとみています。よって、今期が業績の底になると考えます。

日足チャートをみると、7日終値は11590円で、一目均衡表の転換線(7日現在、11240円)、基準線(同、10645円)をサポートに上昇トレンドを継続しています。足元では、25日移動平均ベースのボリンジャーバンドの+1σ(同、11020円)と+2σ(同、11849円)の間をバンドウォークで上昇しながら、200日移動平均線(同、11346円)をブレイクしました。
11月5日の高値12420円を上抜ければ、チャート上の節目らしい節目は見当たりません。

週足チャートでは、52週移動平均線(同、11335円)をブレイクしています。
また、一目均衡表では、転換線(同、10460円)が基準線(同、10055円)を上抜き、好転しています。
これにより、中期的な上昇トレンドの継続の可能性が高まったとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO )
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。