いつの間にやら犯罪者?Google急上昇ワードとFacebookの危険性

検索最大手のGoogle。Googleは検索サービス以外にも様々な情報サービスを提供していることでも有名です。

その一つに『その日・その時間帯』で最も検索数の多い人気ワードを紹介する「Google急上昇ワード」という機能があるのをご存じでしょうか?

【関連:Googleで「斜め」と検索してみると……】

 

これは、Googleで『その日・その時間帯』に国内で検索されたベスト20までを確認することができる機能で、最新情報に敏感な人達には特に重宝されている機能です。

その「Google急上昇ワード」。Googleアカウントを取得している人以外にも一般に広く公開されていますが。iGoogle(※1)などを利用して閲覧した場合、その「急上昇ワード」に関連した最新ニュースやGoogleでの画像検索結果まで自動で表示してくれるとても便利な機能です。

ただし、この最新情報表示機能。表示される「最新ニュース」や「画像検索結果」は、基本自動で抽出されているの皆さんお気づきですか?

例えば、本日Google急上昇ワードで1位を取得している、タクシー運転手傷害事件の犯人の名前。

その横には2枚の男性の写真が表示されています。

Google急上昇ワード

思わず「こいつが犯人か!」と思ってしまいますよね?

しかも画像をクリックすると写真の方のFacebookページに移動するものですから、「画像検索結果」という文字を見落とした人の中には、うっかり突撃する人も出てきそうな勢いです。

……実はこれ、事件とは全く無関係な同姓同名の別人の方達なんです。

Googleの画像検索結果が拾ってきているのは、Facebookに登録されている犯人と同姓同名の別人のサムネール写真。Facebookの機能設定で、一般検索にもかかる設定をしている方の写真がどうも引っ張られているようですね。

ご存じない方もいるかもしれませんが、Facebookは会員登録をした最初の状態では、公開している写真やプロフィールなどが、Facebook会員以外にも広く閲覧できる状態になっています。

間違っても自分と同名同姓の犯罪者が出てきたときに、自分の写真がニューストップを飾らないために、気になる方はFacebookの設定変更をしておいたほうがいいかもしれませんね。

参考までにFacebookの情報がGoogleなどの一般検索にかからない設定手順を最後にご紹介いたします。

【Facebookのページが検索にかからない設定方法】
(1)Facebookのマイページにログインする
(2)Facebookマイページ右上にある「▼」ボタンを選択
(3)「▼」ボタンのメニューから「プライバシー設定」を選択
(4)「プライバシー設定」ページの中段ほどにある「広告、アプリ、ウェブサイト」の横にある「設定を編集」を選択
(5)「アプリ、ゲーム、ウェブサイト」のページに移動したら、ページ下部ほどにある「一般検索」の「設定を編集」を選択
(6)「一般検索」のページに移動したら「一般検索を有効にする」のチェックボックスを外す
※チェックボックスが入っていない場合には、既に一般検索にかからない設定になっています。チェックが入っている状態が検索が有効となっている状態です。

(※1)iGoogle=Googleに関するサービスを自分専用のページ(マイページ)として構築できる機能。Google検索をはじめ、Googleニュースや急上昇ワードなど様々なガジェットが自由に配置できる。2013年11月1日でのサービス終了が発表されている。

(文:栗田 まり子)